わが友に贈る・寸鉄・名字の言 他

2012年5月6日(日)更新:3
【わが友に贈る】
 青春は悩みとの闘争。
 苦労した分だけ 人の痛みが分かる。
 全員が使命の人材だ。
 負けじ魂で進め! (聖教新聞 2012-05-05、以下同)

寸鉄
●トインビー・池田対談から40周年。「現代が求める人生の教科書」中国識者
●「創価学会後継者の日」 おめでとう。君よ頑張れ。勝利を開く今の挑戦を!
●励まさずにいられない。これが学会精神だ―恩師 題目こそ迸る大情熱の泉
●御書「我が身を損ずるは父母の身を損ずるなり」。家族に感謝。成長が報恩  
●悩みやストレスの解消法 「人と話す」が最多―調査 何でも語り合える友情を

【名字の言】
●子どもの魂は「何でも書き込める白紙の本のようなもの」と、イギリスの絵本画家のブライアン・ワイルドスミス氏は言う。「その白紙の本に私たちが書き込むものが、子どもの魂に触れ、その子どもが何になるかを決定づける」。子どもの成長と幸福のために「何を書き込むのか」。先行きが見えない時代だからこそ、私たちは「希望」を書き込み続けたい。輝く未来を“共に”つくるために。

【社説 世界を担う人材育む新機関紙】
●「後継者を育てる」――いかなる家庭であれ団体であれ、真剣に取り組むべき最重要のテーマだ。ゆえに学会は名誉会長の指導のもと、毎年の「5・5」を軸に後継者育成に全力をあげてきた。

【きょうの発心 誓いを貫き和楽の家庭築く】
御書  いかにも今度・信心をいたして法華経の行者にてとをり、日蓮が一門となりとをし給うべし(諸法実相抄、1360ページ・編549ページ)
通解  このたび、信心をしたからには、法華経の行者として生き抜き、日蓮の一門となり通していきなさい。  
●何があろうとも信心を貫き通すことこそ肝要である、と教えられた一節です。

【笑顔で子どもの心を照らしたい 幼児教育ひと筋 文化大臣優秀教員表彰に輝く 関西創価高校1期生 青春の誓いを果たす】
●「他人の不幸のうえに自己の幸福を築かない、という信条を培ってほしい」
●「人間にとって最も大切なことは、心が輝いているかどうかということ」
●園において中尾さんに託された責務は、理事長や園長の発案をいち早く形にし、いかに持続可能な取り組みにするか、ということ。その中で、中尾さんが貫いたのは、どんな時でも「子どもの幸せを第一に考える」という信条だった。
●経験で培ったことは多い。しかし、それに固執するのではなく、環境の変化に対応していくことも重要
●園児の気持ち。保護者、教員の意見。そして園の方針。それらの間に入り、一つ一つの課題を子どもの目線から考え、教員と共に乗り越えてきた28年だ。
●「私が実践してきたことは、全て創立者が教えてくれたことです。その恩返しをしたい。そのためにも、これからも笑顔で、子どもたちの心を照らしていきたい」

【スタートライン 連携が生み出す力が面白い 劇作家・演出家・女優 渡辺えりさん】
●渡辺さんが手掛けた「月にぬれた手」は、昨年の東日本大震災の影響に配慮して、直後の公演を一部見合わせていた。再演を望む声を受け、今月、新作「天使猫」と合わせて連続上演されることになった。
●一人でも多くの人に東北人の心を知ってもらおうと思ったんです。
●「世界がぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福はあり得ない」
●震災による悲惨な状況の中で生きてきたからこそ、自分と同じように人も大事にしなければならないと感じた
●相手を思いやる“慈悲”の心は、東北の人々の根っこにもあると思うんです。この心って今の世の中にも通じる大事なことですよね。だからこそ、戯曲に託していろんな人たちに届けたいんです。
●“全員が主役の新しい演劇”を作りたくて劇団を始めました。
●芝居に取り組む姿勢の根本にあるのは、“やれることは全部やろう”という精神
●約束の時間には何が何でも行くしかない。「この時間しかない」「やらないと取り返しがつかない」と切羽詰まったハングリーさがありましたよね。
 今回の舞台は、戦後の日本でみんなが必死に生きていた時代の物語なので、そういう感覚がないとリアリティーが出ない。芝居を通して、必死で何かに取り組む大切さを表現しようと、頑張っているところです。
●若い人を育てるのは先輩の責任
●作る側が苦しめば苦しむほど、いいものができると思うし、お客さんにも楽しんでもらえると思ってやってきました。だから若い役者に対しても真剣に向き合い、言うべきことは言います。大切なのは、相手に対する愛情があるかないか。母親が子どものしつけに厳しいのも愛情があるから。劇団も同じだと思うんです。愛があれば、ちょっとくらい怒っても、きっと分かってくれると信じています。
●演劇の一番の面白さは、“連携すること”にあると思うんです。普段の生活でも、人間は一人じゃ生きていけないし、持ちつ持たれつですよね。そこが醍醐味。演劇をやるとそれがよく分かる。個人主義というか、自分のこと以外は、手伝ったり、口を出してはいけないのでは、と思っている若い人って多い気がするんです。それではつまらない。お互い本音を言い合い、いろんなことを手伝い、連携しながら生み出していく――演劇を通して、この面白さを伝えていきたいですね。