「太陽風」によって、地球は危険な宇宙線から守られている

2013年1月28日(月)更新:3
【名字の言】
 一年で最も寒さが厳しい季節を迎えた。北海道や東北では、一日中、気温が氷点下となる真冬日が続く。朝、布団の中で目覚めると、覚悟を決めて、外の寒さへ飛び出す▼平日昼の時間帯に活動する壮年部「太陽会」の集いに参加した時のこと。その日、近況を語った代表の一人は、本紙配達員で壮年部の大先輩だった▼自分の住む地域を紹介した後、胸を張って配達員であることを語り始めた。今の時季、配達は夜明け前。玄関を出ると、太陽が昇ってくる東天に向かって合掌。創価の同志が、きょうも無事故・健康で活躍できるよう祈念するという。目を閉じると、その情景が浮かんでくるような見事な発表に、温かな拍手が送られた▼かつて池田名誉会長は、太陽系を包み込む「太陽風」を通して、太陽会はじめ壮年部を励ました。太陽から吹きつける物質の流れ「太陽風」によって、地球は危険な宇宙線から守られている。同様に、人生の経験豊かな力ある壮年部が「『太陽風』のように、陰に陽に、わが同志を、そして、わが学会を厳然と護る、安全地帯を形成してくださっている」と▼太陽の照る時間は、春に向かって、日一日と長くなる。きょうも昇りゆく日天とともに、勇んで広布の舞台に躍り出よう。(謄)
   (聖教新聞 2013-01-25)