平和へと啓発する世界的識者 韓日の永遠友好のために尽力

2012年4月24日(火)更新:2
【韓国・東豆川市から池田大作SGI会長に名誉市民称号】
 韓国・京畿道北部の東豆川市から、池田大作SGI(創価学会インタナショナル)会長に「名誉市民」称号が贈られた。これは、長年にわたる平和文化活動と韓日両国の友好促進などの功績を讃えたもの。授与式は19日、同市の市庁舎内で挙行された。SGI会長への「名誉市民」の証書が呉世昌市長から代理の呂相洛韓国SGI理事長に託された。
 「生きがいを感じる未来都市」を目指し、教育、福祉等の分野で発展を続ける東豆川市。
 漢江以北の最高の名山として知られる「逍遙山」を擁する同市は、首都ソウルの通勤圏でマンション団地が立ち並び、現在は約10万人が住む。
 また、東豆川市は、朝鮮民主主義人民共和国との休戦ラインから、およそ20キロの距離に位置し、約半世紀前には、朝鮮戦争(韓国動乱)の激戦地となった。約60年間にわたり、市の面積の約4割は米軍基地として使用されてきた。だからこそ、市民の平和を希求する心情は、とりわけ深い。
 この地で広布に走る京畿第6方面議政府圏のメンバーは、「目の前の一人を、どこまでも大切にする」とのSGI会長の心をわが心とし、献身的な地域貢献活動を展開。1998年、99年と、同市を襲った集中豪雨による災害発生時には、韓国SGIの東豆川会館を救援センターとし、物資の供給に奔走。被災者に安心と希望を広げた。
 そういった社会貢献の高いリーダーシップが評価され、99年には、同市からSGI会長に「特別顕彰牌」が贈られている。
 その後も、同市のSGIの友は、老人や障がい者、親を亡くした子どもたちを支援するための慈善バザーなどを開催してきた。
 2005年には、500人の同志が参加しての国土大清掃運動を行い、さらに、昨年発生した集中豪雨の復旧支援にも尽力するなど、市の発展と市民の幸福のため、変わらない貢献を続け、厚い信頼を得てきた。
 今回の「名誉市民」称号の授与に際して、呉市長は「SGIの方々は、池田SGI会長の崇高な理念を胸に、温かい心を持って、地域社会のために苦労を厭わず、尽くしてくれます。その誠実な奉仕活動に、いつも感謝をしているのです」と。
 幾多の困難を乗り越えてきた同市だからこそ、“人々の幸福のために”尽くす「創価の師弟」の信念と行動に深い共感を寄せる。
 授与式では、行政関係者や韓国SGIの代表が参加する中、「名誉市民」の証書と記念品が呉市長から代理の呂理事長に託された。
 呉市長は、授与の喜びを、こう語った。
 「『平和』の重要性を啓発し、教育・文化活動でも偉大な実績を示す世界的な識者・池田SGI会長をわが市の名誉市民にお迎えでき光栄です」「韓日の永遠の友好のために尽力され、進むべき未来を提示してくださるSGI会長の功績を高く評価し、その温情と厚意に心からの敬意を表します」 (聖教新聞 2012-04-24)