言葉遣いの教え方 わが家の工夫・スポーツ 他

2014年1月29日(水)更新:4
池田大作SGI会長夫妻の平和闘争讃えグアム議会が感謝の決議書】
●ウォンパット議長、リベラ市長らが見つめる中、SGI会長夫妻を讃える準州議会の「決議書」が代表に手渡された(18日)
1・26「SGIの日」を記念して行われたグアム総会(19日、グアム会館で)。デーナ・アキノさんとフェリックス・アトワグさんが活動報告した
平和祭ではSGIの未来部メンバーによる合唱や、にぎやかなダンスなどが披露された(18日)
 SGI(創価学会インタナショナル)発足の地であるアメリカ・グアム準州の経済の中心都市タムニンで18、19の両日、第2回「ラッテ平和祭」が開催された。これにはレイモンド・テノリオ準州副知事をはじめ、ジュディ・ウォンパット準州上院議会議長、ルイス・リベラ市長らが列席。席上、1・26「SGIの日」を記念して、世界平和に向けた池田大作SGI会長夫妻のたゆまぬ貢献に謝意を表する準州議会の「決議書」と、SGIの平和貢献を讃える「宣言書」が贈られた。
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 太平洋に輝く“宝の島”グアムには、第2次世界大戦の戦跡などが残り、苛烈な記憶を留めている。
 SGI会長は“戦禍に苦しんだこの地から平和の潮流を”と、1975年1月26日、同地でSGIを結成。“自らが花を咲かせるのではなく、妙法という平和の種を蒔き続けていく一生を”と訴えた。今、その種は幸福の連帯となって各国・各地で咲き誇る。
 「ラッテ平和祭」は平和の心をさらに広げるべく、経済の中心都市タムニンが主催したもの。今回は「平和と連帯」をテーマに、SGIとICAP(平和のための国際芸術家委員会)などの共催で、市民ら2000人以上が参加して盛大に開催された。
 開会式では、リベラ市長による開会宣言の後、テノリオ副知事が登壇。「SGIをはじめ参加者の皆さまと手を取り合い、これからも世界平和に貢献していきたい」と語り、SGIを讃える「宣言書」を手渡した。
 さらに、ウォンパット上院議長がSGI会長夫妻への「決議書」を読み上げた。
 決議書には、“人間主義の促進、地球規模の問題群の解決に向けた行動、地域社会における信頼と平和の醸成”といったSGI会長夫妻の平和貢献が記され、「グアム市民の感謝の表現として、本決議を採択する」と厳かに綴られている。
 また、先住民チャモロの文化的シンボル「ラッテストーン」への点火も行われた。
 式典後、リベラ市長は語った。「私はSGIの皆さまがどれほど平和を願い、貢献してこられたか、よく存じています。SGIのような団体を顕彰していきたいと思い、この祭典を開催したのです」
   (聖教新聞 2014-01-29、以下同)


【未来部の機関紙2月号が完成】
●中学・高校生向けの「未来ジャーナル」で好評を博している池田名誉会長の「未来対話」第22回は「師弟に勝るものはなし(上)」。
 「未来ジャーナルプラス」では、ロンドンパラリンピック走り幅跳び日本代表の佐藤真海さんのインタビューや、佐藤教育研究所の佐藤誠司さんによる“英語学習術”の解説を掲載している。
 小学生向けの「少年少女きぼう新聞」で名誉会長が連載する「希望の大空へ」第22回のテーマは「夢のつばさを広げよう!」。第2回「きぼう作文コンクール」で「ユゴー賞(読書感想文部門)」「ホイットマン賞(詩部門)」に輝いた作品を紹介。2月の部員会で使える、目標や夢を記入できるシートも付いている。


【家庭・教育 言葉遣いの教え方 わが家の工夫】
〈敬語で“文化”を育てる〉
●子どもたちが幼少のころから、目上の人には敬語を使うことを、夫が徹底して教えてきました。朝起きての「おはようございます」から、夜休む時の「おやすみなさい」まで、両親のみならず大人には必ず敬語で話すよう、日常的な言葉遣いを教育してきました。
 3人の息子たちは、誰に対しても相手を尊重しながら会話をするよう、努力をしてきました。
●夫が育ててくれた“言葉の文化”は、今もしっかり息づいています。
 言葉には、その人の人格が表れます。礼儀正しい言葉は、使う方も使われる方も、気持ちが良いものです。


〈楽しく辞典を引きながら〉
●4歳ごろから語彙がぐんと増えてきた娘に、言葉の意味を尋ねられることが多くなってきました。
 自分なりに理解はしていても、うまく説明できないことがあります。そこで最近、小学生用の国語辞典を買い、リビングのすぐ手が届く場所に置きました。以来、意味を聞かれると、辞典を引いて説明するようにしています。
●言葉は、千年以上も受け継がれてきた大切な文化です。現在5歳の娘とはまだ5年ですが、これからも一緒に楽しんで言葉を学んでいきたいと思います。
 良い言葉遣いをするためには、その言葉を使う人の「心」が大切です。学会活動などを通じて、親の私自身が人間的に成長することが重要だと感じる毎日です。


〈“嫌い”は“苦手”と優しく〉
●「ママだったら、こんな時どうする?」
●聞けば、よその家で、あまり好みではないお菓子を勧められたようでした。反射的に「キライ」と返事してしまったものの、幼心に後味の悪さを感じていたのでしょう。
 そこで私は提案しました。相手の厚意をありがたく受け取った上で、それでも無理なときは「“嫌い”ではなくて“苦手”って言ったらどうかな」と。相手に対する敬意や思いやりがあれば、口から出る言葉も自然と温かくなり、気遣いにあふれたものになると思います。
 今、思春期真っただ中の息子は、この時期特有の少し乱暴な言葉遣いをすることもありますが、それには目をつむっています。なぜなら、先日も夫の母が「〇〇ちゃんの言葉は優しいね。嫌いと言わずに苦手と言ってくれたわ」と、うれしい報告をしてくれましたから。


〈家族間こそ気を付けて〉
●人に対してや家の外では子どもたちも乱暴な言い方はしませんが、家の中では私に対し、食事中に「お茶!」とか着替え中に「靴下!」などと言うのです。
 そんな時、こう言います。「お茶さん、お返事しないね」「靴下君、来てくれないね」と。すると、「お母さん、お茶いれてちょうだい」「靴下、取ってちょうだい」と、子どもたちもきちんと言い直してくれます。
 仲良くしているママ友や祖父母に対しては、まだまだきちんと言えない時もありますが、「〜してください」「〜ですか」と言い直しをさせながら、親子で勉強中です。


【スポーツ】
〈大相撲初場所 白鵬2場所ぶり賜杯 第一人者の意地で決戦制す〉
●「空回りした」という本割で鶴竜の勢いに屈したが、呼吸を整えて臨んだ決定戦は、第一人者の意地で2連敗を阻止。「今場所の流れをもう一度思い出し、落ち着いて相撲を取った」と勝因を挙げた。


〈W杯複合 渡部暁 5度目表彰台 ソチ直前「できることをやる」〉
●約1カ月ぶり、今季5度目の表彰台。「調子が落ちている中で結果を出せたのはいいきっかけになる。気持ち的に違う」と笑みを浮かべた。
オーストリアなどで調整し、本番に備える予定で「修正しなければいけない部分はある。時間は限られているけど、できることをやるだけ」と万全を期す。


〈全豪テニス ワウリンカ王者下す 遅咲きの四大大会初優勝〉
●「偉大な王者と戦っているのだから、自分の最高のゲームをしよう。集中し直そう」と雑念を振り払うように自らの頭をたたき、最後は強烈なフォアを決め、2時間21分の戦いに終止符を打った。「自分のテニス人生にこんな日が来るなんて」と遅咲きの男がうれしそうに大きな優勝杯を掲げた。


大阪国際女子マラソン 引退赤羽堂々2位 夫婦で二人三脚の選手生活〉
●優勝争いを演じて堂々の2位に入り、「やり切ったなと思う」。笑顔で締めくくった。
 18キロ付近。沿道から夫でコーチの周平さん(34)が「元気で(競技場に)帰ってこいよ」と声をかけ、赤羽は白い歯を見せた。ラストランを終えると、二人は満足そうに抱き合った。
●いつものように給水ドリンクのボトルに家族の写真を張り付け、「元気をもらった」と振り返る。
 夫に支えられ、まな娘の存在を力にして世界の大舞台を走った。
●互いに感謝の言葉を伝え合って、最終章を結んだ。