魚区庁長「仏法の人間主義の対話で“不信の壁”を打ち破った」

2014年2月1日(土)更新:4
【韓国・釜山広域市影島区から池田大作SGI会長夫妻に名誉区民証】
●喜びの授与式。魚区庁長が祝辞を述べた(影島希望文化会館で)

●韓国・釜山広域市の影島区から、池田大作SGI(創価学会インタナショナル)会長夫妻に「名誉区民証」が贈られた。国境を超えた世界平和への多大な貢献を讃えるものである。授与式(昨年12月20日)は影島希望文化会館で行われ、魚允泰区庁長、李慶春区議会議長ら影島区関係者、韓国SGIの金仁洙理事長、金殷瀾婦人部長、影島圏の代表が出席した。
 影島区は韓国本土と橋でつながる島。主に造船産業で栄え、「影島ビジョン2020」を掲げて未来へ伸びゆく海洋都市である。
 最南端の海岸沿いに位置する韓国有数の景勝地「太宗台」や、新石器時代の遺跡「東三洞貝塚」をはじめ、観光の名所としても知られる。
 2009年4月、池田SGI会長に「碩座教授」称号を授与した名門・韓国海洋大学も、同区内にキャンパスを構えるなど、教育の街としても発展を続ける。
 美しい自然と文化が息づく影島の地を舞台にSGIメンバーは、地域の発展を願い、国土大清掃運動や図書贈呈、慈善バザーといった真心の活動を展開してきた。
 魚允泰区庁長は、地元SGIのカンナグループ(韓国SGIの機関紙・和光新聞の配達員)の友との交流を通して、SGI会長のことを知った。
 さらに書籍や、SGIメンバーとの語らいから、SGI会長の思想・哲学への理解を深め、それを体現するSGIの誠実な地域貢献の行動に深い感謝と共感を寄せてきた。
 今回の授与は、区議会の満場一致で決定。影島区にとって最初の「名誉区民証」となった。
 晴れの式典には、影島圏の代表600人が祝福に駆けつけた。
 釜山方面婦人部「新世紀合唱団」が祝賀の歌声を披露。魚区庁長から、韓国SGIの金理事長に「名誉区民証」が手渡されると、会場は盛大な拍手に包まれた。
 あいさつに立った魚区庁長は次のように語った。
 「池田会長は仏法の人間主義の思想を根幹に、対話の力によって国家間の“不信の壁”を打ち破り、人類の共栄と世界の平和の実現へ、重要なメッセージを発信してこられました」
 「さらに、わが影島区の地域社会の発展に対しても心を尽くしてこられた会長ご夫妻に『名誉区民証』を授与することができ、本当にうれしく思います。影島区民を代表して、謹んでお祝い申し上げます!」
   (聖教新聞 2014-02-01)