喜びの舞! 沖縄八重山県宮古県で記念総会 他

2014年2月3日(月)更新:3
【喜びの舞! 沖縄八重山宮古県で記念総会 池田大作名誉会長初訪問40周年】
西表島由布島与那国島竹富島小浜島、黒島からも多くの友が集った沖縄八重山県の総会。山本副理事長が励ました(2日、八重山文化会館で)
●沖縄宮古県の総会では、未来部の青い海合唱団が「21世紀のマーチ」を披露。青年部の代表が、長編詩「永遠たれ平和の要塞」を朗読した(2日、宮古文化会館で)
●「宮古島広布記念庭園」で開かれた未来部員会(1日)。この庭園は40年前、名誉会長が訪れた製糖小屋「シートーヤー」の跡地を整備したもの
●池田名誉会長の初来島40周年を祝賀する、沖縄八重山県と沖縄宮古県の総会が2日、両県の会館で晴れやかに行われた。それぞれの会合に名誉会長がメッセージを贈り、“世界一の幸福島”を築きゆく友を讃え、「日本中、世界中が模範と仰ぎ見る、大勝利の人生を」と望んだ。
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 1974年(昭和49年)2月、沖縄本島から、八重山宮古を訪問した名誉会長は、過密なスケジュールの合間を縫うように同志を激励。以来、両地域の友は、この師弟の原点を胸に、真心の対話で友情の輪を幾重にも広げてきた。
 2・3「八重山の日」を記念する沖縄八重山県の集いは、石垣市八重山文化会館で開催された。
 男女青年部・未来部の代表が、八重山広布40周年の歩みを振り返り、広布後継の熱き情熱を朗読や演舞に込めて披露した。
 桃原総沖縄長のあいさつに続き、新村善次郎県長、屋嘉部弘子県婦人部長は、師と刻んだ永遠の原点を胸に、報恩感謝の戦いで、さらなる師弟の共戦譜をと呼び掛けた。
 ここで比嘉真二さん・麻理子さん夫妻が登壇。真二さんは、昨年2月、ステージ4の悪性リンパ腫と診断された。肝臓などにも転移するほど進行していた病。沖縄本島の病院へ通い、化学療法を重ねるも、重い副作用に苦しみ、激痛で眠れない日々が続いた。
 真二さんは、“何とかなるだろう”と、惰性で祈っていた自身の姿勢を猛省。「臆病にては叶うべからず」(御書1193ページ)の御文を心に刻み、題目の一遍一遍に深き一念を込めて祈り続けた。迎えた10月、医師から驚く言葉が。「がんは、全て消えています」――見事、寛解を勝ち取ることができたのだ。
 体験発表が終わると比嘉さん夫妻の5人の子どもが登場し、“喜びの舞”を舞った。最後に家族7人で、「これからも家族で団結し、どんな宿命も使命に変え、世界広布にまい進します。がんばるぞ!」と声をそろえると、会場は拍手と歓声に包まれた。
 上田(康)副会長が、激励した。
 一方、宮古島では降り続けていた雨が夕刻にやみ、海上にうっすらと虹が。2・5「宮古の日」を祝う沖縄宮古県の総会(宮古文化会館)には伊良部島などからも多くの友が駆けつけた。
 婦人部の代表が、宮古の誇りであり、名誉会長との“師弟の絆”にもなっている「久松五勇士」の演舞を披露。参加者も一体となっての合唱が広がり、決めのポーズとともに大喝采が鳴り響いた。
 富永洋子県婦人部長は、40年前の名誉会長との出会いを通し、「“福運輝く島に!”との池田先生のお心を受け継ぎ、勝利と幸福の前進を」と力説。砂川靖夫県長が「あの日の師匠との誓いを胸に、人間共和の連帯を一段と強め、宮古の新時代を開こう」と叫んだ。
 山本副理事長は、師との思い出を、一人一人が命に輝かせ、地域に信頼を広げる友を心から称賛。師弟共戦の歴史こそ最高の信心の財産であると述べ、さらなる黄金のスクラムをと望んだ。池間副会長が励ました。
   (聖教新聞 2014-02-03、以下も)


【四国で農漁村体験主張大会】
●松下四国長、落合農漁光部長が生命尊厳の世紀の旗手をたたえた(四万十文化会館で)
●第8回「四国農漁村ルネサンス体験主張大会」が2日、高知県の四万十文化会館で盛大に行われた。
 池田名誉会長はメッセージを贈り、地域ルネサンスの力は、いかなる状況でも活路を開く「勇気」と「知恵」と「忍耐」にあると強調。「農業、漁業に携わる皆様方が自信と誇りを持ち、生き生きと活躍される姿こそ、後継者を育て、地域をつくり上げていきます」と期待を寄せた。
 土居実行委員長に続き、昨年、オリーブオイルの国際品評会で金賞を受賞した土居加代子さん、「鳴門ワカメ」の発展に貢献する竝川紀雄さん、世界一甘い「四万十甘栗」の生産化に成功した谷脇和道さんが地域産業の活性化に尽力する模様を報告。肉用牛の哺育肥育一貫経営をする高月淳さんは娘の千賀さんと親子で体験を語った。
 来賓の尾崎正直高知県知事は「不屈の精神で困難を乗り越えた体験を聞き、勇気をもらいました。池田名誉会長の卓見である“農漁光”のごとく農業・漁業が光り輝き、若者が誇りをもって従事できる高知県にしていきたい」とあいさつ。
 高知県農業協同組合中央会の山崎實樹助会長は「地域の農業振興にとって非常に意義があり、今後の発展の糧にしたい」と述べた。