民音 東北希望コンサートin東京 他

2014年2月16日(日)更新:1
民音 東北希望コンサートin東京】
●宮城・塩釜市内で開催された第26回「東北希望コンサート」(昨年12月)
民音による「歌を絆に――東北希望コンサートin東京」が3月11日、港区の赤坂BLITZで行われる。
 東日本大震災で被災した子どもたちに、音楽の力で希望を送ろうと、一昨年から被災3県(岩手、宮城、福島)の小・中学校で開催されてきた「東北希望コンサート」(IBC岩手放送東北放送ラジオ福島、TBSラジオ&コミュニケーションズと共催)。
 被災地出身のアーティストらによる真心の歌声に「勇気をもらいました。しっかり、地域の復興を支える人になります」「学校が元気になることは地域の復興に直結します。その主役である児童を笑顔にしてくれた、心温まるコンサートに感謝します」など、多くの反響が寄せられている。
 今回の「東北希望コンサートin東京」のテーマは「風化させない」。震災から3年となる来月11日、各会場で”音楽の贈り物”を届けてきたアーティストたちが集い、東京から全国へ、復興のメッセージを発信する。

〈来月11日来場者を募集〉
 【日時】3月11日(火)午後1時半〜同3時半(昼公演)、同6時半〜同8時半(夜公演)。
 【会場】赤坂BLITZ(東京都港区赤坂5の3の2 赤坂サカス内)。
 【応募方法】抽選で昼・夜それぞれ75組(150人)をご招待します。(1)住所(2)氏名(3)年齢(4)電話番号(5)昼・夜のいずれを希望するかを明記し、はがきかファクスでお申し込みください(ご家族で参加を希望する方は参加人数を記入してください)。抽選の結果はチケットの発送をもって代えさせていただきます。
 【応募締め切り】2月25日(火)必着。
 【応募先】
 ▽はがき=〒160―8588 東京都新宿区信濃町8 民音「東北希望コンサート参加」係
 ▽ファクス=03(5362)3411 民音「東北希望コンサート参加」係
 お問い合わせは、電話03(5362)3460(午前9時から午後5時。土・日曜、祝日を除く)。

   (聖教新聞 2014-02-16、以下同)


【ブラジル全国学生部会議 連邦上院議事堂で開催】
●人権や核兵器廃絶、教育について真剣に議論したブラジルSGIの「全国学生部会議」。来賓として、ブラジル・ユニセフ全国評定監査員のロジュリオ・ボルジェス氏も出席した(ブラジリアの連邦上院議事堂内のペトロニオ・ポルテラ講堂で)
 【ブラジリア14日】ブラジルSGI(創価学会インタナショナル)の「全国学生部会議」が14日(日本時間15日)、同部結成30周年を記念して首都ブラジリアの連邦上院議事堂内のペトロニオ・ポルテラ講堂で開催された。これには、池田大作SGI会長がメッセージを寄せた。来賓の元法務大臣サンパウロ大学人権委員会委員長のジョゼ・グレゴリ博士、元国連軍縮担当上級代表のセルジオ・ドゥアルテ氏、ブラジル・ユニセフ教育プログラムコーディネーターのマリア・デ・サレッテ・シルバ教授が講演。大場SGI理事長、ブラジルSGIのミヤモト総合青年部長らが、学生部の代表320人と共に出席した。(記事=石田幸司、写真=外山慶介)
 会議のテーマは「人間の安全保障――生命尊厳のための人間の開発を求めて」。
 池田大作SGI会長は、次代を託す英才たちに万感のメッセージを贈った。
 その中でSGI会長は、世界の多くの青年たちが、確かな哲学を持てず、人生の目的を見出せない時代にあって、妙法を根本に、自身の人間革命と平和と正義の大連帯を創る広宣流布を推進することほど、価値ある青春はないと強調。一人一人が、それぞれの使命の舞台で確かな進歩の実証を示し、わが勝利の歴史を築こうと呼び掛けた。
 国歌斉唱の後、ギマランエス女子学生部長とフジイ男子学生部長が、平和の推進者としてのブラジルSGIの活動を紹介。大場SGI理事長のあいさつに次いで、来賓が講演を行った。
 ドゥアルテ氏は、安全保障は、国家ではなく、個人に焦点を当てて考えなければいけないと述べ、核兵器の不拡散が世界の共通認識になってきているとの考えを示した。
 その上で、国家が自衛のために個人の命を奪うことは許されないと力説。核兵器廃絶のために必要なことは、保有国と、その脅威を受ける国々との協力であるとともに、我々市民が連帯し、決してあきらめないことであると語った。
 グレゴリ博士は、SGIこそ「人間の安全保障」におけるブラジルの開拓者であり、SGI会長は世界が模範とすべき人物であると述べた。
 そして、人権についての理論を理解しても実践に移すことは難しく、少しずつでも実行していくことが私たちの戦いであると強調。世界で起こっている人権問題を自分への警告と捉えて一人一人が成長すべきであり、その意味において、人間のために行動しているSGIの青年、特に学生部に期待していると述べた。
 マリア・デ・サレッテ教授は、ブラジルにおける教育普及の不平等性に言及。教育の質の向上が必要であると訴えた。
 さらに、人間は、無意識のうちに他者への偏見を抱いており、不平等のもとで社会が成り立っているとし、子どもの人権を守る第一歩として、教育が重要であると主張した。


【名字の言】
●「ともに祈り、ともに語り、ともに動く。このリズムの中でこそ、人材は育つ」と池田名誉会長。後継を育てるのに、必ずしも話術巧みで、知識に富んでいる必要はない。一緒に動き、悩みながらも懸命に頑張る姿を見せていく。そこから後輩は信仰の力を学ぶ▼信仰の醍醐味とは、祈って得た”結果”だけでなく、世代や立場を超えて信頼し、励まし合う”広布の現場”そのものにある。(輪)


【グラフSGI3月号完成 4月号は「欧州」特集】
●世界屈指の伸展を続ける「インド」を特集する。メンバーの4割が青年部という若い力が躍動するインド創価学会。生き生きとした友の活躍を追っている。
 4月号では「欧州」を特集。31カ国の同志が集ったイタリア・ミラノでの欧州広布サミットをはじめ、オーストリアのウィーン、オランダのアムステルダム、ベルギーのブリュッセルなど、各地で輝くSGIの発展の様子を描く。
 オールカラー48ページ。3月号は定価387円(税込み)。4月号のお申し込みは、配達の場合、2月20日までに最寄りの聖教新聞売店(配達員)へ。配送の場合、3月4日までに電話・FAX・インターネットで聖教ブックサービスへ。