あすなび クラシックを楽しもう 他

2014年2月17日(月)更新:3
日蓮大聖人の御聖誕日を慶祝 各地で誓願の勤行会を厳粛に行う】
池田大作名誉会長は総本部の恩師記念会館
原田会長は東京戸田記念講堂で千葉の友と〉
●2月16日は「日蓮大聖人御聖誕の日」(1222年=貞応元年)。この日を慶祝する勤行会が16日を中心に、全国各地の会館・恩師記念室をはじめ世界各国で開催された。
 池田大作名誉会長は同日、総本部の創価学会恩師記念会館(東京・新宿区)で各部代表と厳粛に勤行・唱題。御本仏の末法御出現を寿ぎ、一切衆生を救わんとする大慈悲と、不惜身命の御生涯を偲んだ。
 広宣会館(学会本部別館内)では14日、首都圏の代表が集い、勤行会が開かれた。
 原田会長は、「日蓮一人はじめは南無妙法蓮華経と唱へしが、二人・三人・百人と次第に唱へつたふるなり」(御書1360ページ)を拝読。末法の妙法流布に一人立たれた大聖人の御遺志を継ぎ、正義の大闘争を貫いてきたのが創価三代の師弟であり、なかんずく名誉会長の大誠実の対話によって、大聖人の仏法は世界192カ国・地域に拡大したと強調。師への報恩を胸に、希望を広げる対話に徹し、弟子の栄光の歴史をと望んだ。
 2・16「千葉の日」40周年を記念する総千葉総会は16日、巣鴨の東京戸田記念講堂で。
 席上、総千葉の新スローガン「広布源流の千葉! 師弟常勝の千葉! わが挑戦から新たな黄金の歴史を!!」が発表された。

   (聖教新聞 2014-02-17、以下同)


【世界広布の王者・ブラジルが文化総会】
《3200人が参加しブラジリアで盛大に
 池田SGI会長の第3次訪問から30周年
 祝福のメッセージ 開拓の大情熱の炎を》

 【ブラジリア15日】池田大作SGI(創価学会インタナショナル)会長の第3次ブラジル訪問から30周年を祝賀する「文化総会」が15日(現地時間)、首都ブラジリアのペドロ・カルモン劇場で盛大に開催された。これには、SGI会長がメッセージを寄せ、祝福。大場SGI理事長、笠貫SGI主任副女性部長、宮本SGI副女性部長、ブラジルSGIのコウサカ理事長、オガワ婦人部長らが出席した。2回に分けて行われた総会には、地元ブラジリアをはじめ、各地から約3200人の友が意気高く集った。


【あすなび クラシックを楽しもう】
《好きな曲を探そう!こんな時は、この曲を》
♪ストレスがたまっている時→感情移入できる曲
 組曲白鳥の湖
 ストレスがある時は感情移入ができて、のめり込みやすいオペラやバレエなどの舞台音楽がいいのでは。チャイコフスキーは「白鳥の湖」のようなバレエ音楽以外に交響曲も有名で、第6番「悲愴」は涙があふれてくるような曲。他の作曲家のオペラでは「椿姫」「カルメン」などが有名で、最近では「道化師(パリアッチ)」なども人気。


♪爽快な気分になりたい時→超絶技巧の曲
 『ラ・カンパネッラ』パンガニーニによる大練習曲
 クラシックは音を奏でる演奏家の超絶技巧に聴き入るのも楽しみの一つ。リストのピアノ曲には超絶技巧がふんだんに含まれていて、爽快な気分になる。ほかにもラヴェルの「ツィガーヌ」などは、ヴァイオリンとピアノの離れ業のような技巧が楽しめる。映像や実際の生演奏で聴くと、指の動きが伝わってきて素晴らしい。


♪楽しい気持ちになりたい時→心がはずむ曲
 『トリッチ・トラッチ・ポルカ
 運動会でもよく使われる、軽快で楽しくうきうきするようなリズムの舞曲ポルカ。「トリッチ・トラッチ」は「ぺちゃくちゃ」といった意味で「女性のおしゃべり」のこと。思わず踊り出したくなって元気になる。短い曲なので気分転換にもいい。ヨハン・シュトラウス2世はワルツの名曲も多く、「美しく青きドナウ」などが有名。


♪心を落ち着かせたい時→メロディーが美しい曲
 管弦楽組曲 第3番第2楽章『G線上のアリア』
 緊張していたり、高ぶる気持ちを抑えたい時などは、バッハがおすすめ。「G線上のアリア」は誰が聴いても癒やされるような名曲で、「無伴奏チェロ組曲」や「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ」もいい。他の作曲家では、モーツァルトには「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」などメロディーの美しい曲がたくさんある。


♪自分を奮い立たせたい時→壮大でかっこいい曲
 『ワルキューレの騎行
 ワーグナーは壮大なスケールの音楽劇などを多く作曲している。この曲は楽劇「ワルキューレ」第3幕の冒頭部分で、独立してオーケストラで演奏されることも多い有名曲。8人の女戦士が空飛ぶ馬に乗って駆け巡る様子を描いていて、聴いていると闘志が湧いてきて、自分を奮い立たせるのによい。他にもオペラ「タンホイザー」序曲などもおすすめ。


♪ロマンティックになりたい時→繊細な珠玉のピアノ曲
 『幻想即興曲
 ピアノはたった1台で自由自在に和音を出し、美しいメロディーを奏でる。ショパンは作家ジョルジュ・サンドとの恋物語でも有名だが、彼のピアノ曲は美しさが存分に発揮され、繊細かつ情熱的で、聴く人をロマンティックな気分にさせてくれる。この曲の他にも「ノクターン」や「別れの曲」などの有名曲がたくさんある。


♪映画のように楽しみたい時→ストーリー性のある曲
 交響詩ドン・キホーテ
 「交響詩」と呼ばれるジャンルには、ストーリー性をもっていたり、情景や心象風景を描いている曲がある。「ドン・キホーテ」など、主人公の奇行をどのような楽器とメロディーで表現するのか考えながら聴くと、楽しみも倍増するかもしれない。他の作曲家ではポール・デュカスの交響詩魔法使いの弟子」なども有名。

〈生のクラシックを聴こう〉
 世紀の大演奏家のCDよりも、生演奏に勝るものはないといわれます。音楽は、同じ空間にいる演奏家と聴衆が一緒につくるもの。観客の熱が指揮者・演奏家に伝わって、一体化していく感動をぜひ味わってみてください。
 初心者にもおすすめなのが、ラ・フォル・ジュルネ熱狂の日」音楽祭。本年も、5月3日〜5日に東京国際フォーラムをメーンに行われる「ラ・フォル・ジュルネ・ジャポン」は、10回記念の節目を迎えます。低料金で楽しめる珠玉の演奏家によるコンサートの他に、無料のものも充実していて3日間で300以上のコンサートが同時多発的に行われます。なお同音楽祭は日本各地に広がっていて、本年は4月下旬〜5月上旬にかけて、新潟、琵琶湖、金沢などでも行われる予定です。