池田博士の思想と行動を若い世代に伝えていきたい

2012年5月8日(火)更新:1
【南米・ペルー工科大学が池田大作SGI会長に「名誉博士号」「名誉教授称号」を授与】
●南米・ペルー共和国のペルー工科大学から創価大学創立者池田大作SGI(創価学会インタナショナル)会長に「名誉博士号」と「名誉教授称号」が贈られた。世界の平和と平等を推進し、市民を社会貢献へリードしてきた功績を讃えたもの。
 授与式は6日、東京・八王子市の創価大学本部棟で挙行され、大学創立者のロジェル・アムルス理事長夫妻、オスカル・マウルツァ国際関係外交大学院専攻長(元外務大臣)、フリオ・サラサール諮問委員会委員長夫妻、ペルー大使館のエラルド・エスカラ大使夫妻、同国の在東京総領事館のフリオ・カルデナス総領事夫妻、ペルーSGIのホセ・ファーレス理事長らが出席した。
 ペルー工科大学のアムルス理事長は、SGI会長に大学の「名誉博士号」と、法学・政治学・国際関係学部の「名誉教授称号」の二つの栄誉を贈る意義について、こう語った。
 「青年は“生きた模範”を必要としています。傑出した人物を顕彰する目的は、その人物の生きざまを通して、青年に成長と啓発を促すためです。その人物の人生に触れた学生たちが、人生に不可能はなく、自分もこのような人生を歩むことができると知ってもらうためなのです」
 「池田大作博士は、平和のための精神闘争を貫き、教育を通して世界の人々の団結を促進されています。その思想と行動を、わが大学の学生のみならず、ペルーの将来を担う若い学生たちに、どうしても伝えたいのです」
 色とりどりのツツジが咲き誇り、新緑がきらめく創価大学キャンパス。新総合教育棟を建設する槌音が響き、涼風が吹き抜ける。
 ペルー工科大学の一行は創大本部棟に到着すると、SGI会長の教育・学術交流の軌跡を紹介するパネル展示に真剣に見入った。  アムルス理事長が、一枚の写真パネルの前で足を止めた。
 そこには、1981年、ペルー国立サンマルコス大学から「名誉教授」を受章するSGI会長の姿があった。同大学は1551年の創立で、南米屈指の伝統を誇る。
 理事長は言った。
 「国立サンマルコス大学は歴史ある名門大学です。池田博士の卓越した業績を、この時から評価していたのですね。そして、きょうの日をもって、伝統ある大学と新進の大学の両方が池田博士を讃えたことになります」
●「何にも勝る喜びは学生のために、より良い教育環境を提供してあげられることです。それゆえに、創価一貫教育機関を創立し、世界的に発展させてこられた池田博士は模範なのです」と理事長。
 理事長が池田SGI会長を知ったきっかけは、仏教関係の書籍を繙くなかでの出来事だった。
 人間の内面的な成長を促すヒントを得るため、さまざまな知恵を学んでいたある日、日蓮大聖人の精神を現代に展開するSGI会長の存在を知った。
 教育・文化の力で平和な社会を建設するため、半世紀以上も闘争を続けている人物がいる!――資料を読み込むほどに、SGI会長の哲学と行動を真摯に求めるようになったのである。
●「本日、わが大学からの栄誉を贈らせていただくことで、池田博士への連帯の証しを示し、博士との絆を強めていきたい」と力を込めた。
●式典終了後、大空には七色に輝く大きな虹がかかっていた。
  (聖教新聞 2012-05-08)

・『池田博士への授章はわが大学の栄誉 深き知恵と精神を吸収したい』
http://d.hatena.ne.jp/yoshie-blog/20130727/

・『青年よ 創造的生命を鍛えよ』
http://d.hatena.ne.jp/yoshie-blog/20130728/