はつらつと「黄金の日記」綴ろう

2013年8月22日(木)更新:4
【社説 はつらつと「黄金の日記」綴ろう】
 あす23日は、二十四節気(せっき)の「処暑(しょしょ)」。
 暦の上では、暑さが収まり秋に近づくはずだが、真夏日猛暑日の地域が依然として多く、寝苦しい夜が続く。先週は高知県四万十市で国内観測史上の最高気温を塗り替える41度となり、4日連続で40度を超すなど記録的な暑さである。
 一方、豪雨による被害も甚大だ。一日も早い復旧を祈るとともに、被災者の皆さまに心よりお見舞い申し上げたい。今後も、大雨などの警報には細心の注意が必要である。

〈依然続く熱中症に要注意〉
 気象庁が16日に発表した1カ月予報では、北・東日本で平均気温が平年より高い確率が50%、西日本で60%、沖縄・奄美で40%。特に、期間のはじめは気温がかなり高い状態が続く見込みである。
 夏季友好期間も残りわずかだが、暑さ対策と体調管理に一段と留意し、はつらつと下半期のスタートを迎えたい。
 夏の疲れが出る時期である。夏バテや夏風邪から回復するには、まずは休養が一番だ。健康を保つ上でも、エアコンを上手に活用しながら、十分な睡眠を心掛け、規則正しい生活を送ることである。
 いまだ熱中症による被害も絶えない。外出時の暑さ対策には、帽子のほか男性用の日傘が人気という。水筒やペットボトル等で水分の補給も忘れないことだ。
 屋内でも、知らず知らずのうちに体内の水分が失われて「隠れ脱水」になることがあり、こまめな水分補給が欠かせない。健康で、元気で、いよいよの心で、広布へ進んでいきたい。生き生きとした日々を勝ち取る根本は、何より清々しい勤行・唱題である。朝を爽やかに出発することが、一日の勝利につながる。

〈総本部完成の「11・18」へ〉
 日蓮大聖人は、「月月・日日につより給へ・すこしもたゆむ心あらば魔たよりをうべし」(御書1190ページ)と仰せである。油断や臆病に、魔は付け入る。
 また池田名誉会長は、健康は智慧であると語り、「題目を朗々と唱え、偉大な生命力をわき上がらせて、広宣流布のために戦いゆく学会活動。ここにこそ『真の健康』の実像がある」と強調する。
 掛け替えのない今日を勝つ。それは、「信心しているから大丈夫」ではなく、「広布の使命を果たすために絶対無事故で!」「どこまでも師と共に、同志と共に健康で!」との深き祈りから始まる。
 満々たる闘志を漲らせながら、総本部完成の11・18「創立記念日」へ、わが“黄金の日記”を綴っていきたい。
   (聖教新聞 2013-08-22、以下も)


【きょうの発心 大聖人直結の信心を次世代に継承】
御文
 此の経を聴聞し始めん日より思い定むべし況滅度後の大難の三類甚しかるべし(如説修行抄、501ページ・編554ページ)
通解
 この法華経を聞き、信心を始めた日から覚悟を決めるべきである。法華経に「ましてや、釈迦滅後はなおさらである」と説かれる通り、三類の敵人による大難が激しいであろう。
●広布の前進には必ず魔が競う、と教えられた一節です。
●学生時代は、第1次宗門事件が激化し、世間的には全く根拠なき学会批判の嵐が起こりました。しかし、先生との出会いや、同志と共に弘教に歩いた日々を通し、生涯の原点を刻みました。
 男子部時代に起こった第2次宗門事件では、大聖人直結の信心と、その継承を願い、リーダーとして奔走。