詩 今日も 明日も 広布の大河は流れる

2013年12月15日(日)更新:5
【池田名誉会長 桂冠詩人の世界 歓喜の歌を響かせる信念の人生 今日も 明日も 広布の大河は流れる】
 時とともに 革命の厳しき河は流れる 今日も そして明日も――
 若き君よ 清新の光を放つ君よ 君でなければならない 君のイメージを抱き続けて 山河鮮やかに 強靭な 堤防を築くことだ
 君よ 走れ 民衆のために 走れ 君の無辺の限界を探(たず)ねて 走れ
 偏狭なる党派 門閥(もんばつ)の障壁を 勇敢に 乗り越えて 人間として 赤裸々な人間として 生き 動き 喜ぶ新社会のために 君よ 戦え! 僕も 戦う!
 宇宙と世界と人生と そのザインの根底に流れる 厳たる法則 その 不可思議な 巧(たく)まざる 粛然(しゅくぜん)の法に 汝が立つ時
 初めて 汝の 曇れる秘中の鏡が 輝き 磨かれ 汝自身を 正確に 投影するだろう
 これほどの強いものはない これほどの頼もしきものはない 君は無冠かもしれぬ いや 無冠であることを喜ぼう 権力でも 財力でも 勲章でも かなわない 哲理を抱いた 横溢(おういつ)する人間の力―― 君は それを 終極点のごとく 心の底に 体現しているからだ
 君よ 君は 篳竟(ひっきょう) この人間の 滔々たる 強くして 美しき歓声に どこまでも 気高く 会釈したまえ そこにのみ 君の描く革命表現の 唯一の 人間図という 原則があるからだ
 源より 流れゆく 楽しき 革命の人生 苦悶より 開眼の花 咲かせゆく 革命の青春 それは 純一な 強き喜びの 革命の日
 若き心に 求めに求めた 歓喜と感動の 津波が 此岸(しがん)から彼岸へ 押し寄せる時 長遠たる 革命の河の流れは 壮大なる 激流と 転じゆく
 それは 二十一世紀への革命の河の流れの中に 英邁と 正義の舵をにぎる 君達の腕(かいな)にあるだろう
 (「革命の河の中で」 一九七一・九・五)
   (聖教新聞 2013-12-15)