感慨や決意が込められた一句に、膝を打ったり、励まされたりした

2013年12月28日(土)更新:4
【名字の言】
 読者に愛読されている本紙記事に「新・生き生き川柳」がある。広布の最前線を走る感慨や決意が込められた一句に、膝を打ったり、励まされたりした。小欄で、1年間の掲載句を振り返ってみたい▼今年も全国の同志が対話拡大に勇み、挑んだ――「真心の 対話で落とす 目の鱗」「友訪ね 難病忘れる 勝利旅」「元気ねと 秘訣を聞かれ 対話する」。笑顔の花咲く座談会の一場面――「未来部の クイズに完敗 ブロック長」「体験に 笑いと涙 化粧取れ」「座談会 帰りは景色が 歌い出す」▼夫婦の絆を歌った句も温かい。「古希迎え 妻の小言の ありがたさ」「愛妻と 張りある勤行 春此処に」「夫婦して きっと見ようね 五輪の灯」。唱題根本に生き抜く信仰者の心意気――「もうダメだ そこから祈って 突破口」「唱題し 友の悩みを 受けて立つ」「明日祈ろう いや今日祈ろう 今祈ろう」▼いずれも言葉はやさしいが、思いは深い。師と共に、同志と共に歩み抜いてきた、友の春秋がにじみ出ている▼明「世界広布新時代 開幕の年」も、平和と幸福の連帯を広げゆくわれらの旅路は続く。投句者諸氏に倣い、記者としての決意を込め、結びに拙句を一つ。「誓願の 聖教魂 忘れまじ」(億)
   (聖教新聞 2013-12-27)