希望をつくるのは自分自身

2013年12月31日(火)更新:5
【名誉会長と共に今日も広布へ〈49〉】
 この一年、本当にありがとう! いよいよ明年、全世界を照らす新年勤行会から、朗らかに、広宣流布の新時代を開いてまいりたい。
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 楽観主義の人は強い。
 何が起ころうとも、いい方向へ、楽しい方向へ、前向きの方向へと受け止めていく。それが最極の信仰である。
 法華経薬王品には「火も焼くこと能わず、水も漂わすこと能わじ」と。苦悩の火に焼き滅ぼされることはない。不幸の荒波に押し流されることなど断じてない。これが妙法を弘める大功徳である。
 生老病死の苦しみを、常楽我浄の歓喜の人生へと転じていける。大事なのは、根本の使命を忘れないことだ。猛然と信心で立ち上がるのだ。
 私たちは御本尊を持(たも)っている。わが身が妙法の当体であり、多宝の宝塔である。ゆえに、負けることはない。恐れることはない。
 希望をつくるのは自分だ。「こうなる」「こうなってみせる」と決めることである。
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 戸田先生は、「人間として幸せになっていくために、福運ある人生を歩んでいくために、その究極は妙法の信仰しかない」と言われていた。
 皆様は、自他共の幸福を築き、平和をつくる根本の行動を重ねておられる。これほど尊く、偉大な人はいない。
 仏法では「願兼於業」と説く。仮に表面は、苦難の姿であっても、実は自分が願ってその宿命を打開し、妙法の力を証明していくのである。
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 最高の誇りと勇気と使命を胸に、明年も、皆、さらに健康になって、元気に、愉快に共に勝ちまくろう!
   (聖教新聞 2013-12-29)