祈り

ほんの一時期、自己中心の祈りをしていた時があった。けれど、その誤りに気付いた時、御本尊様に深謝のお題目をあげた。
凡夫の私の小さな頭では、どう進むのが正しい道なのかわからない。ただただひたすら「魔に負けないように」「私達全員が、師弟・正義・幸福・勝利の方向へ進めるように」と全てを御本尊様に委ね、お任せして祈ってきた。祈る中で、不思議と見えてきたこともある。

宿命転換の道のりを、独り悲しみを抱きしめて、私はあとどれだけ歩んで行くのだろうか?恐ろしく長い道程かもしれないし、ゴールはすぐそこまできているかもしれない。私にはわからない。
ただ一つ信じていること。―苦楽共に自分を励ましながら、題目で進む道の先に、計り知れない幸せの絶景が待っているということ。