師とは師匠授くる所の妙法子とは弟子受くる所の妙法・吼とは師弟共に

唱うる所の音声なり(※タイトル続き)


先ず汝目をふさぎ心を静めて道理を思へ我は善道を知りながら親と主との悪道にかからんを諫めざらんや、又愚心の狂ひ酔つて毒を服せんを我知りながら是をいましめざらんや(P491)


弘法も又かくのごとし、亀鏡(ききょう)なければ我が面(おもて)をみず敵なければ我が非をしらず、真言等の諸宗の学者等我が非をしらざりし程に伝教大師にあひたてまつて自宗の矢をしるなるべし。(P216)


されば我が弟子等心みに法華経のごとく身命もおしまず修行して此の度仏法を心みよ、南無妙法蓮華経南無妙法蓮華経。(P291)