◎退転者に共通する生命の本質


臆病物をぼへず・欲深く・うたがい多き者ども(P1191)


【御指導】
日蓮大聖人は、三位房等の退転者に共通する生命の本質を、次のように指摘されている。『臆病で、求道心がなく、欲が深く、疑い深い者たち』と。
これは、自分を守るのに汲々として、広宣流布しようとか、和合僧を広げようとか、そういう思いはなく、貪欲で、猜疑心(さいぎしん)が強い人間のことである。これまでの、退転、反逆の輩の言動を思い起こしてみれば、だれしも、なるほどと納得できよう。また立場や役職が上であるほど、退転し、反逆した場合の影響は大きいし、その罪も、重く深い。(1991-10-17)



2月7日更新