「御本仏の大慈大悲に、“差別”や“境界”などない」

【御文】
一切衆生の異の苦を受くるは悉く是れ日蓮一人の苦なるべし(P758)


【通解】
あらゆる人々の種々さまざまな苦しみは、すべて日蓮ただ一人の苦しみでもある


【御指導】
御本仏の大慈大悲に、“差別”や“境界”などない、平和と安穏の楽土を実現するため、日蓮大聖人は、全人類の苦悩のことごとくを一身に受けようと仰せである。あたかも中天に輝く太陽のように、慈悲の光であまねく大地を照らしていく――それが大聖人の仏法なのである。(1990-12-03)