青年よ 壁を破れ!

〈6月27日更新:2〉

【青年よ壁を破れ!『大白蓮華』巻頭言 2010年7月号】
■壁を破る究極の力は師弟から生まれる。法華経の勧持品において、師匠に弟子たちは、広宣流布を阻む三類の強敵との戦いを誓願する。人間を軽賤する増上慢の圧迫には、断じて屈しないとの誓いである。
「我れ等は仏を敬信して当に忍辱の鎧を著るべし」
初代・牧口常三郎先生も、第二代・戸田城聖先生も、そして不二の弟子であるがゆえに第三代の私も、この「忍辱の鎧」を著て、三類の強敵と戦い抜いてきた。人類の平和と幸福の大理想を実現しゆく立正安国のため、「如説修行」の御聖訓のままに「かしこへ・おしかけ・ここへ・おしよせ」(P.502)、悪意や邪見の壁を破ってきたのである。
「人類最高の思想を学び、人びとの幸福のために行動している創価の青年は、誰人に対しても、胸を張って、堂々と、わが信念を語り切っていくのだ」との恩師の師子吼が蘇る。
(中略)
大宇宙を動かす根源の妙法を我らは持っている。どんな試練の壁にも負けない。いな、壁があるからこそ偉大な力を引き出せるのだ。「強敵が人をば・よくなしけるなり」(P.917)と仰せの通りである。
恩師は叫んだ。「青年は恐れるな!“絶対にこうしてみせる”と決めるのだ。その信心の大情熱が、爆発的な勝利を呼ぶのである」
「青年部結成の月」七月は、「立正安国の月」でもある。
全宝友が若々しき正義の対話と行動で壁を破り、創価の新時代を勝ち開こう!

わが人生
永遠(とわ)に戦え
栄えゆけ
悔いなき誉れの
勝利の王者と