正邪と真偽見抜く智慧を

■偽善者は、あらゆる手段を使って、自分を高く立派に見せようとする。 (「法華経智慧」第三巻 池田大作)
【御指導】
■何が善で何が悪か、なかなかわからないのが末法である。とくに現代は、真実とウソが入り乱れて、さまざまな情報が複雑に氾濫している。だから、善知識にめぐり会うことは、いつの時代よりもむずかしいといえるかもしれない。(1991-07-28)
■有名の人がいる。栄誉の人がいる。功績の人がいる。人は、おうおうにして、これらの“飾り”に幻惑されやすい。しかし、それらは信心とは何の関係もないことである。これまで学会にも、有名や栄誉、功績の仮面をかぶって、学会を利用しようとしたり、増上慢となり退転していった者が出た。(中略)絶対に、こうした「悪」の蠢動(しゅんどう)を許してはならない。仮面の策略に翻弄されてはならない。そして信心の世界で「悪」の働きができないように、責めだしていかねばならない。(1989-10-01)
■ちなみに「たぼらかす」(たぶらかす)の言は、御書になんと50回ほども用いられている。「たぶらかされてはならない」と、常に教えられたのである。(1991-05-17)
寸鉄
●ネット利用者が10年間で2・5倍。氾濫する情報。正邪と真偽見抜く智慧を (2010-12-18)


12月18日更新