逆恨み

【御金言】
■彼ら程度の蚊や虻(あぶ)のようにつまらぬ者が、日蓮ほどの師子王を、ちゃんと聞くことも見ることもせず、うわの空でそしっている。それほどの愚人である(P.982、通解)
【御指導】
■慢心の一つの特徴は「嘘」である。日蓮大聖人は御義口伝において『自分の欠点を隠し、徳を宣伝するのが増上慢である』(P.718)という妙楽大師の言葉を引いておられる。
自分の欠点を隠し、ありもしない自分の徳を宣伝するために、嘘をつき通すのである。「見栄っ張り」であり、「偽善者」である。しかも、その嘘を恥じないし、反省もしない。(1999-01-27)
■これまで学会に大恩がありながら、反逆していった人間も、肩書や出身、学歴、立場等にとらわれる慢心が必ずあった。ゆえに、叱られたり、自分のわがままが通用せず、自分の思いどおりにいかないと、それを「自分のせいだ」と自覚できないで、「人が悪い」「学会が悪い」と逆恨みしてしまった。そこには、謙虚に法を求める姿勢も、師弟の精神も、まったくない。(1992-10-22)


12月28日更新:3