御金言

■猶猟師の細めに視て徐(しずか)に行くが如く猫の鼠を伺うが如し、常に是の言を唱えん我羅漢を得たりと外には賢善を現し内には貪嫉を懐く(P.21)
■人に吉(よし)と思はれ人の心に随いて貴しと思はれん僧をば法華経のかたき世間の悪知識なりと思うべし、此の人を経文には猟師の目を細めにして鹿をねらひ猫の爪を隠して鼠をねらふが如くにして在家の俗男俗女の檀那をへつらいいつわりたぼらかすべしと説き給へり(P.556)
■名誉や利益を求めることばかり重く考え、まじめな求道心はいたって軽い(P.1438、通解)
■人のおほく聞かんところにて・人をけうくんせんよりも我が身をけうくんあるべし(p.1540)!


1月15日更新