悪を滅するを功と云い善を生ずるを徳と云う

■●和泉─山崎のように、誰が見ても「どうもおかしい」「何かある」というのは要注意なんだ。これも反逆者や退転者に共通していることだからだ。
●森田─その通りだ。悪人というのは、必ず共通点がある。「パターン」があるもんだな。それさえ知っていれば、正体を見破れるし、だまされない。
●弓谷─だから、こういう座談会が大事なんですね。悪の正体を教え、伝えていかなければ、誰も分からない。いつまでも、悪人にだまされる。
●和泉─そうだ。
(『21世紀の創価の正義』青木 亨 編)

【御金言】
■故に彼の邪義を隠さんが為に諸国の守護地頭雑人等を相語らいて言く日蓮並びに弟子等は阿弥陀仏を火に入れ水に流す汝等が大怨敵なりと云云(P.182)
■我慢を発して大乗戒の人を破戒無戒とあなづる、例せば狗犬が師子を吠え猿猴が帝釈をあなづるが如し(P.347)
【御指導】
■みずからの悪が、だんだん明るみに出て、追いつめられた悪侶らは、そこから、なんとか目をそらそう、なんとか自分たちを守ろうと躍起になる。その結果、うそにうそを重ねて、世間を扇動していく。全部、みずからの「邪義を隠すため」なのである。
大うそつき─これこそ「僣聖増上慢」のひとつの特徴である。(1991-11-09)

2月1日更新