御金言・御指導

●権教に心を移して僅かに法華経に結縁しぬるをも翻(ひるが)えし又人の法華経を行ずるをも随喜せざる故に師弟倶(とも)に謗法の者となる。(8頁)
●失とは無明の酒に酔いたる事なり仍て本心を失うと云うなり、此の酔をさますとは権教を捨てしむるを云うなり(843頁)
●信念の道を軽々しく捨ててしまう人は、結局、人から笑われる。たとえ別の人についたとしても軽く見られ、利用されるだけである。自分を利口だと思い、世の中をうまく渡っていると得意になりながら、じつは苦悩の流転の坂を、果てしなく転がり続けていくのである。(1991-02-17)

6月2日更新:2