謗法の者を防いでいきなさい(p.1244、通解)

●猟師の目を細めにして鹿をねらひ猫の爪を隠して鼠をねらふが如くにして在家の俗男・俗女の檀那をへつらい・いつわり・たぼらかす(p.556)
●さて、フランスの作家・サン=テグジュペリの代表作『星の王子さま』。
そこに、こんな言葉がある、
「心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。かんじんなことは、目に見えないんだよ」と。非常に有名な一節だ。
肝心なこと。それを見通していけるのが、信心である。信心は最高の智慧なのである。
大聖人は「心こそ大切」(御書一一九二ページ)と教えられた。
どんなに、ごまかしても、だめである。大切なのは「心」だ。
戸田先生は、目に見えない弟子たちの心を鋭く見抜かれた。その先生から、私は厳しく訓練を受けた。
どんな人物に会っても、先生は、「あの男には二心(ふたごころ)がある」「これは嘘だ」「この話はうますぎる」等と、瞬時に喝破した。大切な人間学を教えていただいた。 (御指導、2008-09-30)

9月2日更新:3