一生成仏の信心 南無妙法蓮華経南無妙法蓮華経。(p.384)

●いったい、この世に生きている人間で、後の世のことを思わない人はいるでしょうか。仏が世に出たのは、ひとえにこの後世を思いわずらう人びとを、救うためにほかなりません。ここにおいて日蓮は僧となってから、いろいろと法門を学び尽くして、すでにあらゆる仏の真意はどこにあるかを知り、早くも一生成仏の要法を得たのです。その肝要こそ妙法蓮華経にほかなりません。(p.183、通解)
●謙虚に、また地道に自己を磨き、境涯を高めていくのが“一生成仏への道”である。(御指導、1989-01-21)
●死後、未来の生命は長い。ゆえに、生まれてから、ほんのわずかの間、いい家に住んだから等といって、どうということもない。そして、今度、生まれる時は、亡くなった時の生命の状態で、生まれてくるのである。ゆえに仏道修行が必要なのである。(御指導、2000-02-27)
●生死、生死と永遠に繰り返していく生命。その「生死の二法」からはだれ人も免れられない。この生と死を貫く大法が妙法である。ゆえに妙法をたもち続ける人は、自身も三世にわたって幸福である。また先祖をも救っていくことができる。(御指導、1989-09-15)

9月21日更新:2