平和と中日の文化・教育の発展に偉大な実績

2012年2月14日(月)更新:1
【中国・貴州師範大学が決定 池田大作名誉会長に名誉教授称号】
 中国・貴州(きしゅう)省に立つ人材育成の総合学府・貴州師範大学から、池田大作名誉会長に「名誉教授」称号が贈られることが決定した。
 伍鵬程(ごほうてい)学長から届けられた通知書には次のように記されている。
 「池田大作先生の学術における実績、中日の文化・教育の発展と両国の友好関係促進における偉大な貢献に敬意を抱いております。よって、池田先生を本学の名誉教授にお迎えすることに決定いたしました」
 中国西南部貴州省は、苗族(びょうぞく)など多くの少数民族が住む共生の天地。省都・貴陽(きよう)は「中国の避暑の都」と称される。貴州師範大学は、同市に三つのキャンパスを構える。
 創立は1941年。前身の国立貴陽師範学院が設立されてから、昨年で70周年の佳節を迎えた。96年に同省の重点大学に認定され、2008年には、教育部から「優秀学校」の評価を受けている。
 教育科学、文学、法学、歴史・政治など19学部に1万9000人の学部生、2500人の大学院生が学ぶ。教員養成を特色とした多彩な教育を行っており、卒業生の数は10万人を超える。
 校訓は「慎思篤行(しんしとっこう) 博学到新(ちしん)」。“深く多角的な思考で、たゆみなく実践する”“広く学び、新たな創造を追求する”との理念を掲げ、発展を続けている。
 「中国西南地域の文化・教育のために貢献したい」 「中日両国の文化・教育事業の明日のために尽力したい」と期する伍学長は、さらに次のように綴る。
 「池田大作先生が、中日両国間の文化・教育交流と平和のために、多大な貢献をなされていることは、日頃より、よく存じ上げております」
 「池田先生の文化・教育における貢献と、本学の理念・精神には、多くの共通点があります」
 「わが大学で、ぜひ池田先生に指導していただきたいのです」 (聖教新聞 2012-02-14)