冬が厳しいからこそ春の喜びは大きい

2012年3月20日(火)更新:1
池田大作SGI会長の新連載エッセー「忘れ得ぬ旅 太陽の心で」がパンプキン4月号からスタート】
 池田大作SGI(創価学会インタナショナル)会長の新連載エッセー「忘れ得ぬ旅 太陽の心で」が、このほど完成した月刊誌「パンプキン」4月号からスタートした。
 SGI会長が、これまで訪れた国や街の文化や歴史を紹介し、交友を結んだ人々との思い出を綴る。
 第1回は「北海道――朗らかに胸張る人間の大地」。豪雪の中でも励ましの輪を広げる友に思いを馳せて。
 戸田第2代会長は厚田の地でSGI会長に託した。「東洋に、そして、世界に、平和の灯をともしていくんだ。この私に代わって」
 恩師との誓いを胸に、SGI会長は日本中、世界中を駆けめぐり、192カ国・地域に平和の連帯を広げた。各国・地域の指導者や学識者と対話を重ね、友好の道を切り開いてきた。
 この平和旅の原点の地から、SGI会長が読者に贈る「心の旅」が始まる。
 「その大地を踏みしめ、その大気を吸い込み、その大空を見上げれば、無限の活力が漲ります。真に偉大な人間を育て、作り、鍛えゆく大地こそ北海道なりと、私は思ってきました」
 また、北海道の天地で活躍し、若くして逝去した女性リーダーについて綴る。
 「友の幸福を祈り、語り、働いて、一日また一日、積み上げた『心の財(たから)』は、絶対に消えることがありません。今、その志は、無数の乙女たち、青年たちに受け継がれています」
 SGI会長は、エッセーで述懐している。
 「いずこの国にも、素晴らしい人間が光っています。なかんずく、わが地域を明るく照らす女性たちの『太陽の心』が必ず輝いています」
 新連載は、SGI会長の心に触れながら、わが胸中にも「太陽の心」を赫々と昇らせゆくものとなろう。
 4月号の特集は「友情を深める春」。潮出版社刊。510円(税込み)。全国の書店、出版センター・コーナーで発売(地域で異なります)。聖教ブックサービスでも、注文を受け付けます。  (聖教新聞 2012-03-20)