わが友に贈る・寸鉄・今週のことば 他

2012年5月7日(月)更新:4
【わが友に贈る】
 わが振る舞いこそ広布!
 「あの人に会うと 元気が出る!」 そう称賛される 大誠実の人たれ! (聖教新聞 2012-05-06、以下同)

寸鉄
●学会は宗教の英知の光で社会と科学の進歩を促す―学者(アメリカ)。生命尊厳の潮流
●音楽隊・鼓笛隊が5月の列島を行進!希望広げる若き妙音菩薩に皆が喝采
●「仏法は観念の遊戯ではない」牧口先生。青年よ 現実に挑み勝つ闘士たれ
●御書「五体を地に投げヘン身に汗を流せ」。幹部(リーダー)率先の献身に同志は奮い立つ
●振込詐欺の被害者「自分は大丈夫と過信」―調査 騙されるな!油断こそ敵

【今週のことば】
 人材は実践の中で育つ。
 青年は行学で成長する。
 使命深き新入会の友と 一緒に祈り、一緒に動き 「皆が主役」の人材城を!

【今週のラジオ「新・人間革命」第21巻 「人間外交」の章】
●「学会の運動は『心の財』を取り戻す精神の復興運動」

【武器を楽器に祖国がかわる日を夢見て 「ドイツ統一の日」式典などで独唱する音楽家 ドイツSGI ラビ・ラフードさん ドイツ「Express」紙から】
●戦争は、むごいものです。憎しみと不幸の根源です。戦争の中に生きる子どもたちは学びます。人生に希望はない、と。子どもたちは、笑いを忘れます。幸福というものを知らないからです。ただ死と破壊とたくさんの涙を見るだけです。
 子どもでも心は大人で、もうとっくに喜びを放棄しています。その眼の奥には、世界の悲惨が潜んでいます。
 子どもたちが発する問いは、ただ一つ。「なぜ?」 戦争は地獄を生む。それは、人間の心を食い破るのです。人生とはこんなものと、私は思っていました。
●まるで自分の心の中の戦争でした。レバノンと何も変わらない。どこへ逃げても、同じだったのです。
●池田先生からいただいた応援は、私の不滅の宝です。
 御本尊の力は、偉大です。人間の内なる想像力を発揮させてくれます。
レバノンでの先生の平和への題目は、決して途絶えることはありません。師の使命を、私の使命としていきます。
 心の中に抑えがたい希望がこみ上げてきます。自分の中の荒涼として干からびた、破壊された国土を、果実にあふれた美しい庭園に変えることができました。御本尊があってこそ、真の自由を達成できることを知りました。
●私はもう、戦争の子ではありません。幸福の子です。

【生活に生きる仏教講座 執念で道なき道を開く 知的財産を守るエキスパート 弁理士・国際特許事務所所長 信仰は可能性を引き出す原動力】
●御書に「一切世間の治生産業は皆実相と相違背せず」(1070ページなど)と示されています。これは、社会のあらゆる事象が、全て妙法と相反するものではないことを教えています。
 仏法は道理からかけ離れたものではありません。信心を実践するなかで、あらゆる物事の道理や本質をつかむ“眼”を磨いてくることができたと思います。
●考え抜くとともに祈っていくと、不思議と解決法が見えてきます。
 結果を出す執念が信心から生まれるのです。人間生命の限りない可能性を教えている仏法は、自らの可能性を信じ、発揮できる希望の哲学です。
●“師弟の誓願に生き切れば、打ち破れぬ壁など断じてない”

【希望の泉 〜心に刻むこの一節〜 苦労した分だけ、境涯は広がる】
●「君は若い。信心は必要ないと思っているかもしれない。しかし、長い人生の中でいろいろな壁にぶつかった時、この信心をバネに壁を乗り越えていくことができるのです」
●彫刻を続けるべきか悩んだことがありました。この迷いを打ち破ったのも池田先生の「仏法は勝負です」との言葉でした。“自分には彫刻しかない!”。そう腹が決まって以来、展覧会で受賞を重ねるようになったのです。
 この間、芸術を志す者の宿命ともいうべき経済苦が続きました。あるべき彫刻の姿を求めて、深い葛藤に沈んだこともありました。家族が病魔に襲われたことも。
 しかし、ことあるごとに胸によみがえってきたのが「冬は必ず春となる」との一節です。大聖人の御金言は観念などでは断じてない。人生に真正面から立ち向かい、苦労を重ねた分だけ、大聖人の烈々たる確信に迫り、自身の境涯を広げることができると今では実感しています。

【生ある限り命の輝きを伝え抜く! 巡りあった“生きる意味” 脳性まひからの四肢障害に負けず 水俣病資料館館長として奔走】
●「さまざまな悩みを抱えながら生き抜いた患者の“輝き”を伝え続ける使命がある」
水俣病の少女が、いじめに遭うのを目撃した。
 少女の悲しそうなまなざしは、何かを訴えていた。だが、何もできない。胸がヒリヒリと痛かった。
 “僕は、あの人の病気とは違う”。そう、必死に言い聞かせた。
●が、職場では失敗の連続。言葉が不明瞭で通じにくい。電話を取るたび、苦情を言われ、手に汗がにじんだ。
 不安を紛らそうと、組合運動や読書サークルに参加し、水俣病患者へのボランティア活動に熱を入れた。だが、心は渇いていく。
 「水俣について学んでいるにもかかわらず、何もできない自分が苦しかった。本当の生きがいがほしい。それが心の叫びでした」
 無力感に襲われた。あの少女の目を見た時と同じ感覚だった。やがて自分の存在価値さえ、否定するようになった。
●こんな自分にも大きな使命がある。同志の励ましに、そう思えた。勤行・唱題に励むと、言葉も不自由なく話せるまでになった。
●「スクラムスクラムを組んで、黄金の水俣・常楽の水俣・仏法の水俣を合言葉に、生き抜くことの尊さと偉大さを日本国中に、否、世界中に示していただきたい」
 被害に苦しむ側、罪の意識に苛まれる側という隔たりを越えて、共に「生命の輝き」を示す使命がある――坂本さんは、水俣に尽くせる人生を、と固く誓った。
●気が付けば、四肢のまひも医師が驚くほど、改善していた。思う存分、学会活動にも駆けることができた。
●「闇深きところ 光は生まれる/ことば満ちるところ 光は生まれる/いのち深きところ 祈りは生まれる/絶望果てるところ 祈りは生まれる/水俣の深きところ 希望は生まれる/生き抜くところ 希望は生まれる/水俣の道 ここに開く」