皆が青春勝利の「生命の金メダル」を!

2012年8月8日(水)更新:1
【わが友に贈る】
 青年時代の苦労は 買ってでもせよ!
 「艱難 汝を玉にす」
 間断なき闘争こそ 自身を成長させる宝だ! (聖教新聞 2012-08-08、以下同)


寸鉄
SGI会長は世界が協調できる智慧もつ希有の指導者―識者(デンマーク)。人間共和の世紀へ
●「荒川広宣流布原点の日」55周年。連戦連勝の王者よ!大東京の先駆を頼む
●弛まずに仏の使いをするから宿命を破れるのだ―恩師。月月・日日に信強く
●甲子園が開幕。爽快なる青春劇、高等部員の活躍も期待。我らも挑戦の夏
●書物は賢者の声に満ちている―哲人(キケロ)。青年よ良書を開け。知勇の師子たれ


【9月の本部幹部会が全国学生部大会に 英知の言論で時代を動かせ 夏は勇気の対話 受験生・未来部の激励に全力 伝統の教学研鑽 生命哲学を学ぶ】
●池田名誉会長は学生部に「私が世界に開いた道を厳然と受け継いでいくのが、諸君です。ゆえに、大いに学びに学ぶことです。そして大いにしゃべることです。青年は黙っていてはいけない。題目を朗々と唱え抜いて、行学の英雄となってください」と期待を寄せる。
●「師と不二の心で立つ時は今!この夏、自身の壁を破り、行学を錬磨し、対話と人材を拡大し切って、一人一人が『私は勝ちました!』と胸を張り、大会を迎えたい」


【随筆 我らの勝利の大道〈78〉 青年は世界の宝(下)地湧の菩薩の底力を我らが証明 皆が青春勝利の「生命の金メダル」を!】
●「ぼくたちは大きな力をもった存在なのだ」
●我らも、満々たる若き力を湧き出しながら生き抜いていきたい。
●人類貢献の人材群が互いにベストを尽くして尊き使命に乱舞しゆくならば、それは“平和と人道のオリンピック”といえまいか。
●自他共の幸福と平和をめざす“菩薩の生き方”が人類の行動規範となって、世界の青年たちが切磋琢磨しながら、思う存分に力を出し合っていく新時代
●伸びてゆけ 題目あげて 富士までも
●学会っ子は、大変であればあるほど、勇み立つ「負けじ魂」を持った闘士である。
 大聖人は、あらゆる大難を乗り越え、末法広宣流布を担う「地湧の菩薩」について、「よくよく心を鍛えられた菩薩なのであろう」(御書1186ページ、通解)と述べられている。
 苦難に負けないこと、屈しないこと、そして乗り越えること――それは言い換えれば、本来、鍛え抜かれた偉大な生命を持っているということなのである。
 地湧の生命の底力が、どれほど深く、どれほど強く、どれほど大きいか。
 御書には、ありとあらゆる大難の怒涛を勝ち越えていく力を、厳然と記し留めてくださっている。
 眼を開いて見れば、皆が大聖人に直結する、尊貴な地湧の菩薩なのである。
●「きた(鍛)はぬ・かね(金)は・さかんなる火に入るればと(疾)くと(蕩)け候、冰(こおり)をゆ(湯)に入るがごとし、剣なんどは大火に入るれども暫くはとけず是きたへる故なり」(同1169ページ)
 人生は長い。誰しも思いもよらぬ苦難や宿命の熱火が待ち受けている。その試練を乗り越えていく生命力を、若い時代に確固と鍛えていくことが、いかに大切か。青春の日々に、学会活動という生命の鍛錬の仏道修行に励んでおくことは、一生涯、そして永遠にわたる無上の財宝となる。
●断固して 負けぬ人生 飾りゆけ 父母 偲び 同志(とも)を忘れず
●変毒為薬の妙法である。無駄なことは一切ない。全部、次の新たな勝利につながる。そう確信し、決意して、わが道を悠々と進んでいくことだ。
●「折伏については、結局は相手を思う一念です。一人の不幸な人を救おうよ。一人の命は地球よりも重いのです」
●「一人を手本として一切衆生平等」(同564ページ)
●「一人」の中に、尊極無比なる生命を見出すのが、仏法の慈悲の眼である。
 「一人」の生命には、人類へ広がり、大宇宙を包みゆく壮大な仏の力が秘められている。その力を一人一人、呼び覚まし、糾合し、広宣流布の大潮流を起こしゆく「仏事」こそが、我らの対話なのである。
●「地湧の菩薩が末法衆生を利益されることは、魚が水中を自由に泳ぎ、鳥が天空を自在に飛ぶようなものである」(同1033ページ、通解)
 妙法とともに、師弟して広宣流布に進む生命には、この地湧の菩薩の自由自在の力が尽きることなく湧き起こってくる。
 我らの栄光は、自分一人の栄光ではない。世界192ヵ国・地域の友が喜び、末法万年に続く後輩たちに励ましの光を贈りゆく“生命の金メダル”だ。
 さあ、生き生きと前進だ。夏の青空に、青春勝利の旗を、高々と掲げゆこうではないか!
 偉大なる 青春乱舞の 勝利劇


【社説 未来部成長の糧 夏のコンクール】
●各種コンクールの応募数が高い地域では、担当者と共に教育部の友が絵画や作文を指導したり、英語が得意な青年部員が集まってアドバイスしたりと、真心のサポート体制が敷かれている。未来部員の好奇心と向上心を引き出すものは、関わる人の地道な励ましにほかならない。
●その陰には「最低でも3回」は一人一人のもとへ足を運んだという担当者や、部員との身近な会話から「作文のテーマを決め、一緒に書き始めた」と話す友がいる。さらに、あるメンバーは、その場限りの激励では終わらせず、部員の運動会などにも顔を出し、深い信頼関係を築いてきたと語った。
 池田名誉会長はつづっている。「自分のことを、ここまで思いやってくれる先輩がいる――その感動を滋養として、青春の生命は無限に伸びゆくのだ」(『随筆 栄光の朝』〈世界の希望の宝・未来部〈上〉)。


【きょうの発心 強盛な祈りで勝ち抜く人生を】
御書  わざはひも転じて幸となるべし、あひかまへて御信心を出し此の御本尊に祈念せしめ給へ、何事か成就せざるべき(経王殿御返事、1124ページ・編569ページ)
●どんな境遇にあっても、唱題し抜いた人は必ず願いを成就できると仰せです。


【地域に希望の種を植えたい 被災、転職、病 「勇気」の指針胸に乗り越え 団地の“理想郷”めざし自治会長26年】
●「題目で破れない壁はない。また一つ、体験を積むことができました。そしてもう一つ、分かったことがあります。“振る舞いが大事”というけれど、自分のことで精いっぱいという時だってある。そんな時こそ、人のために動く、という損得を超えた心が大事。私はそれが“勇気”だと思っています」


【読書 『アフリカの風に吹かれて』藤沢伸子著 原書房・1890円】
創価大学大学院を修了し、途上国の支援を志願して、さらにオランダの大学院で「地域開発学」を学んでアフリカにやってきた著者は、本書のタイトルを、ある先輩の次の言葉から採用した。
 「我々は、所詮、その国の土にはなれない。でも、その国の風になることはできるんだ」
 たった一人の人間にできることは少なかろう。だが、風になり希望の種子を運ぶことができるかもしれない。すべては「決して諦めない人間」こそ大切なのだ、と本書は教えてくれている。