わが友に贈る・寸鉄・橋を架ける・座談会拝読御書 他

2012年9月12日(水)更新:3
【わが友に贈る】
 「日夜朝暮に 又懈らず磨くべし」
 題目は勝利のリズムだ。
 清流の如き信心で わが生命を鍛え抜け! (聖教新聞 2012-09-11、以下同)


寸鉄
●激動の世界で人類の調和の為に戦うSGI会長こそ模範―総長(キルギス)。平和の道に続け
●総群馬が「女性の日」記念月間を快走! 婦女の輝く連帯で創価は「常に勝利」
●何事も貫く強い巌の精神でいけ―恩師。若き君よ語れ! 情熱は必ず伝わる
●米同時テロの日。暴力は絶対に許さぬ! 生命尊厳の世紀へ草の根対話更に
●「睡眠不足で仕事に支障」5割以上と。生活リズム整えよ。基本は祈りから


【 SGIは平和 文化 教育の太陽南米チリペドロ・デ・バルディビア大学で希望の種子展 ペルーで少年少女絵画展】
●“一人の勇気が、世界の変革を可能にする”
●同市教育局のマヌエル・セラノ氏は、「どの作品も子どもたちの平和を求める心に満ちあふれています。純真無垢な気持ちに感動しました」と所感を。  
●メトロポリタノ博物館のルシアノ・レボレド館長は「作品一枚一枚に、子どもたちの平和を求めるメッセージが込められています。これはまさに、私たち大人と社会へのメッセージ。このような展示を企画してくださったSGIに感謝を申し上げます」と語った。


東洋哲学研究所 講演会 「少子高齢社会とジェンダー東京大学大学院 瀬地山教授が登壇】
●教授は自らの経験を踏まえ、育児・就労・介護等は男女が共に関わるべき問題であると強調。皆で支え合いながら、社会制度や意識の変革を推進する必要性に言及した。


【名字の言】
●「忘れないことが、今いる所で生きる力になる」
●「道を決めるのは自分自身。皆に力強い人生を歩んでもらえるよう全力を尽くす」
●池田名誉会長は東北の友に“多くの人の悩みをわが悩みとして戦う姿は、尊い仏の振る舞いである”と。また、「大難があってこそ、自身の信心を固め、仏界を固められる」と励ました


【橋を架ける 人間主義の未来へ 先見と勇気の日中国交正常化提言 1968年9月8日】
●池田会長は、中日友好はどんなことをしても必要と、何度も提唱されている。私はうれしい。(1974年12月 周恩来総理が会見で)

〈中日友好協会 呉瑞鈞理事に聞く〉
●名誉会長の著作を読みますと、常々、日本一国のみの平和と安定はありえない、世界とアジアの平和がなければ日本の安定も成り立たない、と言われています。中国と日本の友好は、アジアの平和と安定に通じる「金の橋」だ――と。
 この「金の橋」という言葉に私は感動します。
 目に見えない橋、つまり心と心に通じ、輝いている橋です。何とも言えない素晴らしい表現だと思っています。
●私が好きな名誉会長の言葉は“平凡に生き抜くことのなかに、非凡さがある”です。
 誰もが非凡さを求めるけれど、平凡のように見える毎日毎日を生き抜かなければ非凡さは生まれない、という意味ですね。素晴らしい人生哲学です。
創価学会は中国との間に、教育、文化、芸術、青年、女性など、全方位的、豊富・多彩な交流を繰り広げてこられました。
 何と言っても未来を担っているのは青年ですから、青年、学生の交流で、友好の後継者を養成していくことは、とりわけ重要です。その点でも、創価学会創価大学は、得難い役割を果たしておられます。
 「青年の力」が大事です。そして、天の半分を支えるのは女性なのですから「女性の力」も大事です。
 創価学会には、青年交流、女性交流をますます盛んにしていただくよう、心から願っております。


【きょうの発心 「師弟の誓い」忘れず広布へ】
御文   苦をば苦とさとり楽をば楽とひらき苦楽ともに思い合せて南無妙法蓮華経とうちとなへゐさせ給へ、これあに自受法楽にあらずや、いよいよ強盛の信力をいたし給へ(四条金吾殿御返事、1143ページ・編880ページ)


【社説 東日本大震災から1年半 心の復興へ 東北から新たな潮流】
●震災から1年半。被災地の現実は、今なお厳しい。
 だからこそ、「心の復興」を願う創価の友が立ち上がらねばならない。
●震災から551日。被災した同志は、池田名誉会長の度重なる励ましを胸に抱きしめ、生活再建、そして復興に向けて、一生懸命に踏ん張ってきた。復興への長い道のりは続くが、これからも被災者と共に歩み抜きたい。


【新時代第60回本部幹部会 全国青年部幹部会 SGI青年研修会 全国学生部大会から】
●なぜ、学会は政治に関わるのか。
 日蓮大聖人は「一切衆生の異の苦を受くるは悉く是れ日蓮一人の苦なるべし」(御書758ページ)――すなわち、一切衆生のさまざまな苦悩は、ことごとく日蓮一人の苦である、と仰せです。この御金言を拝して戸田先生は、こうつづられました。「慈悲の広大をうかがえるとともに、政治の要諦は、この一言に帰するのである」と。
 人々の嘆く姿を見て、立ち上がらずにはいられない。このやむにやまれぬ慈悲の精神こそ、立正安国の根本です。そして、この民衆救済の精神を受け継いで、生命尊厳の哲学をもって社会の安穏と繁栄を目指し、平和・文化・教育をはじめ、幅広い活動を推進してきたのが学会なのであります。(原田稔会長)

●池田先生は「青年の熱が世界の温度を決める。青年の熱が冷めれば、人民は凍えてしまう」と指導されました。
 青年に広がる、無力感、無関心こそ、時代の闇であります。(橋元太郎男子部長)
●振り替えれば、その先頭に立って、政治の光の当たらなかった庶民に勇気と力を与え、社会変革への眼を開いてきたのが、宗教者の社会的使命に立った創価学会の支援活動であります。(同)
●「新しき世紀を創るものは、青年の熱と力である」との「青年訓」を胸に、私たち一人一人が社会変革の主体者となって、新しい時代を切り開いていこうではありませんか!(同)

●勇敢に学び抜き、一流の知性と人格を磨いてまいります (「学生部 先駆の誓い」)

創立者の池田先生が、不合格だった生徒も学園生と同じ思いで見守ってくださっている  (東京・中野区 華陽リーダー)
●「何でもいい。一つ、一つに勝っていくことです」「本当の勝利とは、『自分自身の心に勝つ』ことです」(創立者
●「これからは父と娘というより、一緒に戦う同志だよ」と創価大学に送り出してくれた父。 (東京・中野区 華陽リーダー)
●「学問を通して、皆で一緒に人格を鍛え合いたい」(同)


【9月度座談会拝読御書 「人の振る舞い」こそ仏法の真髄 「崇峻天皇御書」に学ぶ 誠実第一に社会の中で勝利を】
拝読御文  一代の肝心は法華経法華経の修行の肝心は不軽品にて候なり、不軽菩薩の人を敬いしは・いかなる事ぞ教主釈尊の出世の本懐は人の振舞いにて候いけるぞ

〈本抄について〉
●油断せずに忍耐強く賢者の振る舞いに徹していくことを教えられています。
●社会や地域で信頼を広げ、勝利者となりゆくための要諦とは「人の振る舞い」にほかならず、日常の現実からかけ離れたどこかに仏法の実践があるのではありません。
法華経は、爾前権教と異なり、いかなる衆生も成仏できることを説く唯一の教えです。ゆえに、法華経釈尊一代の説法の肝要となるのです。
●不軽菩薩は、「万人成仏」を信じられない人々から悪口罵詈され、杖木瓦石をもって迫害されましたが、決して屈することなく礼拝行を貫きました。
 迫害に遭うことで不軽菩薩は自らの宿命転換を果たし、「六根清浄」(生命の浄化)という功徳を得て成仏します。また、不軽菩薩を迫害した衆生も逆縁の功徳によって後に救われます。
●大聖人は、教主・釈尊がこの世に出現した根本の目的は「人の振る舞い」を示すことにあったと述べられています。不軽菩薩の実践は結局、人を敬う振る舞いこそ仏法者としての根本であり、成仏の要諦となることを示しているのです。
●社会の中で、地域の中で、何があっても相手を大切にし、誠実と真心の行動を貫いていくこと自体が、自身の人間革命の実践となります。その行動は、人々の生き方の変革を促し、より良い社会を建設する変革の潮流を広げていくことになるのです。

〈名誉会長の指針から〉
●「人の振る舞い」とは、「万人を敬う」という仏界の生命が発揮された行動にほかなりません。また、現実の九界の世界において、自他共の幸福を目指し、成長していこうとする一切の所作も、ここで示す「人の振る舞い」といえます。
 とりわけ、一切衆生の仏の生命を開いていく「人を敬う振る舞い」とは、不軽菩薩の振る舞いを指します。それは同時に、民衆救済のために悪と戦い、善を広げる日蓮大聖人のお振る舞いであられます。
 広宣流布に励む「地湧の菩薩」一人一人の行動も、その振る舞いと同じです。
 仏と同じ「人を敬う」行動を貫く一人の人間。その人間に光を当てるのが仏法です。 (「大白蓮華」2009年10月号、「勝利の経典『御書』」に学ぶ)
   ◇ ◆ ◇
 “誰人たりとも、生命の次元から見れば仏にほかならない”との真理を深く信解し、いかなる迫害に遭おうとも万人を礼拝し続けた不軽菩薩の振る舞い。これこそ、法華経の精神の体言者の姿にほかなりません。
●「法自ら弘まらず人・法を弘むる故に人法ともに尊し」(御書856ページ)
●「法」は結局、「人の振る舞い」として現されてこそ、その尊さが知られ、弘められていくのです。(中略)
 「人を敬う振る舞い」は、その価値観に基づく仏法者としての行動規範を示したものです。
 万人の尊敬という不軽菩薩の「振る舞い」は、万人の成仏という仏の真意を説く法華経の思想を体現したものです。それゆえに、不軽菩薩の「人を敬う振る舞い」は仏の真意そのものなのです。
 妙法を信じ、仏性の顕現という妙法の功徳を身に体現した「人の振る舞い」こそが、妙法の尊さを証明することができる。そして、妙法の功徳を身に現した「人の振る舞い」は、必ず「人を敬う」という特色をもつのです。 (「大白蓮華」 2009年12月号、「勝利の経典『御書』に学ぶ」)

〈拝読の参考 「不軽菩薩の人を敬いし」〉
釈尊法華経を誹謗する人は大きな罪報を得ること、また法華経ゆえに誹謗される人は「六根清浄(生命の浄化)」の功徳を得ることを説きます。
●人々は悪口罵詈、杖木瓦石をもって不軽菩薩を迫害し続けます。それを耐え忍ぶことで、不軽菩薩は過去世の罪業による報いを全て消し去ります。そして、亡くなる時に妙法を聞いて六根清浄の功徳を得て、さらに寿命を伸ばして成仏します。
●「人を敬う振る舞い」に徹していく中に、宿命転換という自身の境涯革命がもたらされ、また法華経を弘め抜くことで成仏することができるのです。
●何があっても自他の仏性を信じ抜く粘り強い実践で広布に進んでいきましょう。

〈わが地域の輝き 今いる所で“なくてはならない存在”に〉
●「勇んで/人と会い 人と語り/友情を 結べ!/それが/広宣流布に つながるからだ」


【「介護」のページ こころの絆 読者の体験談】
〈一人で悩まず相談〉
●「親が長生きということは、家族が支えているからだよ」
●娘の適切なアドバイス

〈外出で気分転換も〉
●「ご主人の世話ばかりしていないで、たまには外に出ないとダメ」
●「外に目を向け、人と触れ合い、自分の心を軽くしないと“優しい介護”はできないよ」

〈時間と心に余裕を〉
●朝早く起きることで時間に余裕をもち、心にもゆとりをもって接することができました

〈仕事と介護の両立〉
●仕事と在宅介護の両立ができないか考えました。
 そして、平日の昼はヘルパーさんに頼み、夕方以降と土日は私が介護を。母は、夜中の父のおむつ交換を行うことになりました。