汝の山を登り越えゆけ

2012年12月10日(月)更新:2
【池田名誉会長 桂冠詩人の世界 偉大なる「勝利山(サント・ビクトワール山)」を望みて 汝の山を登り越えゆけ】
 汝は 汝の山を 登り越えゆくことだ。 そこに 深い喜びと共に 勝利の一歩がある。
 生きていることは 戦いだ。 戦いは 勝利しなければならない。
 戦いには 恐怖があっては 絶対にならない。 その動作に 力と自信と確信が なければならない。
 人生は 決して悲しき夢に 溺れてはならない。 勝つことだ!
 四季の来福(らいふく)―― 春夏秋冬に来(きた)る そして去りゆく 自身の歴史を 優秀なる 力と勢いをもって 荘厳することだ。
 常に爽快なる 空気を呼吸しながら 前方に向かって 最期の人生の光が 輝きわたるまで 歓び歌いながら 十全なる 完結を成しゆくことだ。
 そして 己の記念の 勝利の宝塔を打ち立て 永遠に不思議なる 勝利の鐘の音を 聞きながら 我自身を惜しみなく 満足してゆくことだ。
 君よ 自らの信念のために 偉大な人生を 勝ち抜いて飾ることだ。
 人生の前途は 古今東西を問わず 厳しく激しい。 何が 正義か邪義か 誰が 善人か悪党か わからない。
 しかし 君よ! 君の見つめた あの栄光 燦たる 勝利の曙光は 消えることはない。 春の夕暮れが来ても 秋の黄昏が来ても 君の幸福の魂は 沈黙することはない。
 常に微笑しながら 時代とともに 人々のために 喋り抜いてくれ給え!
 さらに 大事な 永遠にして不滅なる 永劫の生命の旅は 何であるかを 問うべきだ。
 今日も 友の健康を祝して 固い握手をしながら 明日の勝利の世紀のために 深遠な君の心に 敬礼をしたい。 わが勇敢なる友よ いつまでも達者で!
 断じて我らは 一生涯 負けない。 いな 永遠に 負けることはない。 我らには 無数の無敵の天使が 常に舞いながら 休らいもなく護っている。
 君の心にも 永遠の 勝利の扉は開いた。 扉は開いた。 恐れるな! 断じて恐れるな!
 共に喜び 歓声を上げながら 進め! 勇敢に進め 楽しげに進め 誉れ高く進め!
 (「自分自身の使命に 生き抜け人生 勝ち抜け人生」より)
   (聖教新聞 2012-12-09)