世界はひとつ!希望の大光を

2013年1月6日(日)更新:1
【SGI192カ国・地域で喜びの出発】
●ワン・ワールド! 世界は一つ!
池田大作SGI会長がメッセージを贈り、この一年もSGIの誉れの全同志が「栄光」「勝利」「安穏」「繁栄」に包まれゆくことを念願。「異体同心」という究極の人間共和の連帯で地域社会にも、さらには地球社会にも、「希望の大光」を送りゆこうと呼びかけた。
   (聖教新聞 2013-01-05、以下同)


寸鉄
●「創価の女性は人間世紀の扉を開く模範」識者(アメリカ)。励ましの連帯は平和の光
●理想の実現へ、足元を固めゆく青年たれ―恩師。地道に勇敢に信頼を結べ
●「我々は常に新しい日の夜明けに立つ」人権闘士(キング)。生涯成長と挑戦の日々を
●世界の肥満率、20年前の約2倍と。食事と運動の改善で賢明な健康博士に
●各地で火災が多発。たばこの不始末、暖房の消し忘れが大半。注意怠るな


【新・人間革命 法旗 二十七】
愛媛県最高協議会での山本伸一の指導は、極めて具体的であった。それは、一見、細かいことのように思えたかもしれないが、抽象的な話では、真意が伝わらないことが多いからだ。指導は具体的であることが大切である。
●彼は、最愛の学会員を大事にしてくれるよう、心からお願いした。
●「職員の精神は、会員への奉仕なんです。ご主人は、私と共に、会員を守り、広宣流布に生き抜こうと決意されている。何かと、大変なこともあるでしょうが、しっかりとご主人を支えてあげてください」
 さらに、子どもたちに語りかけた。
 「君たちのお父さんは、みんなの幸せのために頑張っている、偉い人なんです。君たちも、お父さんのような人になろうね。しっかり勉強するんだよ。今日は、皆さんのために、ピアノを弾きます」
●「最高幹部は、幹部として頑張ってくださっている方のご家族を、徹して励ましていくんです。将来、子どもが、“うちのパパは、なぜいつも家にいないの?”と疑問をもつこともあるかもしれない。しかし、私が語ったことを思い出せば、父親を誇りに感じるでしょうし、自分も頑張ろうと思うでしょう」


【みんなの広場 新春抱負 私の挑戦】
生涯学習へ決意新た〉
●しかし、リポートの作成に悪戦苦闘。どの教科も用語を理解するのに時間がかかっていますが、何度も教科書を開き、必死に格闘しています。
●「学ぶこと」は、本当にすごいことだと思います。新しい発見をするたびに気持ちが高揚します。
●一度自分で決めたことを貫き、今年は決意新たに自身の限界突破に挑みます。


【世界の体験プラザ 生活弱者に、支援・保護・復帰の手を ソーシャルワーカーとして「共生社会」を育てたい イギリスSGI ガイトン・カボン】
●1960年、“インド洋の貴婦人”といわれる美しい熱帯の島・モーリシャスからロンドンに向かった時、ガイトン・カボンさんは6歳だった。
●「人間は生まれながらにして差別があるのではなく、生まれた社会によって差別が生じるのだと考えるようになりました」とカボンさんは言う。
 「自分は何ものか」という疑問が、わだかまっていたのも、そうした社会環境のせいだった。
●真剣に唱題。数週間のうちに胃潰瘍の治療が効き、痛みが和らいだ。
 「これが最初の体験でした。生命状態の変化を感じ、この信心には力があると思いました」
 御書を学ぶと、次々と出あう仏法の人間主義の思想に深く共鳴できた。浄土、穢土(えど)に区別はなく、その違いは、人の心の中にある――。この御本尊は自分の胸中の肉団にある――。
 とりわけ「依正不二」や「異体同心」には興奮した。仕事上、重要な「エンパワーメント(力を与えること)」の概念の理解を深めてくれた。民衆へのエンパワーメントこそは、ソーシャルワーク、コミュニティーワークの一番基礎的な考え方だったからだ。
 「深い喜び、幸福を感じるようになりました。人生の目的がはっきりし、未来への希望を見つけたのです。自分への確信が湧いてきました。仏法が、新しい人生の展望を開いてくれたのです」
●「社会の少数派も、平等なサービスを受ける権利があります。これを守るために、時には、たとえ一人になって、皆が流れのままについていくという時でも、自分の声を上げるという勇気を持てるようになりました」
●「以前は、自信がなく、人の考えに左右されがちな自分でしたが、善悪の判断、良い決断ができるようになった。これも信仰の大きな実証です」
●ずっと、一日一人の仏法対話を目標に挑戦してきた。1985年に仏法を紹介した友人が、昨年、自発的に入会した。
 「いつかは機が熟する時が来る、だから人々の心に種をまき続けることが大切だと、あらためて思いました」


【スタートライン 本気で、自分と違うタイプの人を理解しようとすれば、もっと温かい世の中になるんじゃないかな 漫画家 武富健治さん】
●「今の学校教育は我々が普段思っている以上に――手のかからない子供の心の摩耗の上に支えられているんだ……」
●キャラクターを固定したくないという意識は強いですね。現実でも自分のキャラクターを固定してしまうと、自分自身や、社会を縛ってしまう危険性もあるんじゃないかと思うんです。むしろ、それぞれの中にいろいろなキャラクターを持っているのが普通じゃないかと。ですから、『鈴木先生』では、分かりやすいキャラクターは採用せず、たとえ採用したとしても、必ずどこかで裏切って違う一面を見せるようにしています。
●『鈴木先生』では、どのエピソードも、すっきりした答えまでは描いていないんです。とにかくしがみついて、粘り強く向き合い、なんとか結論の入り口まででも行く。ほんのちょっと入り口が見えただけでも希望になる。逆の言い方をすれば、どんな小さなことでも希望にしなきゃいけない。大きな成功や達成になれてしまうと、せっかく積み上げている小さなものが見えなくなってしまう。人からは見えにくい“地味”な達成を喜べることが、今一番大切なんじゃないかと思いますね。