人間と自然を尊ぶ思想が韓日の希望の未来を開く―朴区庁長

2013年4月5日(金)更新:4
【韓国・蔚山広域市中区から池田大作SGI会長夫妻に特別顕彰】
 韓国・蔚山(ウルサン)広域市の中区から、池田大作SGI(創価学会インタナショナル)会長夫妻に、「特別顕彰牌」が贈られた。
 日韓友好の促進および、地域の発展と世界平和に対する貢献を讃えるもの。授与式は2日、同市内の鶴城文化会館で行われ、朴聖敏区庁長と共に、地元SGIの代表らが出席。代理の韓国SGIの金仁洙理事長に「特別顕彰牌」が託された。
 「きょう4月2日は、創価学会の第2代会長である戸田城聖先生の祥月命日と伺っております」
 「この意義深い日に、平和のために生涯をささげてこられた池田SGI会長夫妻を顕彰できることは、この上ない栄誉であると感謝しております」
 朴区庁長のあいさつに、会場から大きな拍手が起こる――。
 重化学工業で韓国経済をリードする蔚山広域市。この蔚山の中心地として発展するのが中区である。
 地元SGIのメンバーは、市内を流れる太和江の清掃運動をはじめ、地域の環境保全運動を積極的に展開してきた。
 朴区庁長がSGI会長を知ったのは2007年。当時、同区議会の議長だった朴区庁長は、同市内で行われた「自然との対話――池田大作写真展」を来賓として鑑賞。深い感銘を受け、後日再び、知人を連れて会場に足を運んだ。
 さらにSGI会長の詩やエッセーを熟読。SGI会長夫妻の平和行動と、社会貢献へのリーダーシップに共感を寄せてきた。
 晴れの式典は、地元青年部100人による祝賀の合唱で開幕。
 朴区庁長から、代理である金理事長に「特別顕彰牌」が託され、万雷の拍手が響きわたった。
 朴区庁長は力を込めて語った。
 「池田会長は、全世界で平和を訴え、教育を通して文化と芸術の興隆に尽力しておられます」「この教育を通した平和の促進、人間と自然を尊ぶ文化の創出こそ、韓日両国の希望あふれる未来を開き、“地球村”で人類が共に栄えていく道であると確信します」
 「地球民族主義」を提唱し、アジアの平和を熱願した戸田第2代会長。創価の師弟に脈打つ平和の心は、世界を照らす希望の光と輝いている。
   (聖教新聞 2013-04-05)