わが友に贈る・寸鉄・新生東北 いまを刻む 他

2013年4月26日(金)更新:6
東京富士美術館の開館30周年記念企画 「光の賛歌 印象派展」 オルセー、ボストンなど世界の美術館から70点】
〈今秋から東京、福岡、京都で開催〉
●今回の展覧会では、第1章「セーヌ河岸の憩い」で、パリを東西に流れるセーヌ川を題材とした作品を、第2章「ノルマンディー海岸の陽光」で、セーヌ川河口に広がるノルマンディー海岸を題材とした作品を紹介する。
 こうした「水辺」の作品を通して、印象派の絵画の主要な要素である「光の中の風景」の魅力と本質に迫る。

東京大学三浦篤教授に聞く 粒ぞろいの絵画が一堂に》
 ――「光の賛歌」のタイトルに込められたメッセージは?
 印象派の一番の特徴は、自然な太陽の光を絵の上に再現することです。キャンバスを外に持っていき、戸外で描く。肌で感じた生の光の色合いを敏感に描こうとしました。
 その時、感じた一瞬。ある意味、はかない束の間かもしれません。印象派は、その瞬間でしか味わえないものを表現しています。それは永遠につながる一瞬ともいえるでしょう。
 でも、それを表現するのは大変です。印象派は新鮮な光の感覚を保つために、できるだけ明るい色彩を用い、筆触を分割して、絵の具をキャンバスに置いていったのです。

  ――白眉の一枚は?
 モネもシスレーもいい。粒ぞろいの絵画がそろっています。あえて挙げるとすれば、ルノワールの「ブージヴァルのダンス」でしょうか。パリ近郊セーヌ川のほとりのブージヴァルで描かれたルノワールの代表作です。当時、鉄道で30分ほどの所にこういったリゾートがありました。
 市民はボートやヨットに乗って自然を満喫したのです。
 人生を謳歌し、楽しむ感じがよく出ています。幸福感にあふれ、見ていて幸せになる。見る人に訴えかけてくるものがあります。
   (聖教新聞 2013-04-23、以下同)


【わが友に贈る】
 友好拡大の第一歩は
 清々しい挨拶から!
 大誠実の振る舞いで
 近隣に信頼を広げよう。
 地域革命の主役たれ!


【広布の大道を勝ち開け 原田会長は墨田(東京)、杉本婦人部長は長野へ】
●一日一日、みずみずしい決意を燃やし、「私は勝った!」と宣言できる自分自身をつくりあげよう
●原田会長は本陣・東京が躍進した分だけ広宣流布の伸展は加速すると強調。
●杉本婦人部長は、目の前の「一人」に同苦し、励ましの絆を世界中に結んできたのが、私たち創価の民衆運動であると強調。


【5月26日 関西国際文化センターで アメリカ実践哲学協会会長 マリノフ博士の講演会】
●マリノフ博士は、日常生活において直面する問題の解決に古今東西の哲学を応用する「哲学カウンセリング」の先駆者。
●「行動する哲学者」である。
●博士は、人間の可能性を開発する仏教こそ人生変革の最も効果的な哲学であると訴え、長年、SGIの平和・文化・教育運動に注目してきた。
 「哲学ルネサンスの対話」をテーマに行われる講演会では、SGI会長との、生命の“内なる力”をめぐる癒やしと希望の対話について語る。


寸鉄
創価思想の最も優れた点は同苦の精神―評論家。学会は人間共和の理想郷(アルカディア)
●三重婦人部の日35周年。師匠と共に前進!女性の幸の連帯を爽やかに拡大
●「人材をどんどん作れ。探せ」恩師。新たな力(ニューパワー)が勝利の突破口を開く鍵だ
●「悪を指摘することは悪と戦うこと」作家(フランス)。青年よ勇気凜々と正義の言論を
●「政治は液状化。公明だけが微動だにしない政党」教授。大衆の為戦い抜け


【中東に共感広げた“平和の魂” リポート 学会本部国際広報局 永井忠】
バーレーンで中東初の「核兵器廃絶への挑戦展」
 「この希望の言葉を探していた!」(観賞者)》
●「多くのバーレーン国民、隣国の皆さまが直接、展示に触れ、この課題の重要性を深く理解し、平和と安定へ共に努力する必要があると理解されることを、強く望むものです」(ハーリド外務大臣)
●ある女性は、池田先生の行動を紹介するパネルの前で涙を流しながら、こう言いました。
 「これです!この希望の言葉を私は探し求めておりました!」
 それは「平和の建設は、諦めと希望の競争である。無力感と執念の競争である」との、池田先生の言葉でした。彼女は、敬虔なイスラム教徒で世界平和を求めて活動していたきょうだいを、展示会の2週間前に事故で亡くしたばかりだったのです。失意の中で「平和とは一体何か」と探求していたとのことでした。彼女は最後に「仏教の教えは、イスラム教徒の私にも響いてきます。学ぶべき点が多くあります」と述べていました。
 今回、あらためて実感したことは、池田先生の平和思想はイスラムの土壌においても強く、深く、共鳴するということです。世界平和へたゆまぬ闘争を続けてこられた池田先生への感謝を胸に、国際社会に平和の文化の取り組みを一段と広げてまいります。


【東北学生部 教学主張大会】
東北大学 災害科学国際研究所 小野裕一教授が講演〉
●「今こそ東北に求められる“学生力”」(テーマ)
●「現実の社会問題に仏法の視座から解決していこうとする皆さんの真剣さ、志の高さに感銘しました」「高い問題意識とものごとの本質を見抜く力を鍛え、社会変革の先頭に立って活躍していってほしい」(小野氏)
●「“実践の教学”に挑み、新しい発想と対話で、人間主義の新時代を」


【総広島男子部 教学大学校で前進】
●「仏法を学び抜き、一人一人が“時代を動かす正義の革命児”として、力ある広布前進の指揮を」
日蓮大聖人の師子吼に触れれば限りない勇気が湧く
●「一人でも多くの友と仏縁を広げよう」


【世界一仲良き団結 中野(東京) 誓いの地区部長会】
●「青年の新しき力を結集し、対話の大旋風を巻き起こそう」
●長谷川副理事長は、学会精神の燃え盛る中野の友をたたえつつ、「勇敢に広布に生き抜く師子となって不屈の前進を」と念願した。


【台湾 学生部、未来部 求道の研修会】
●「自他共の幸福のため、仏法の哲学を語り抜きます」
●メンバーは、“法華経展”や恩師記念室の見学、活動報告、グループ討議などを元気いっぱい行い、成長の節を刻んだ。


【新生東北 いまを刻む 第2回 福島県 南相馬市小高区】
《立ち上がるたび本当の人生を学べる。》
〈「あの」でなく「この」〉
●「世間では“あの大震災”と過去のように言うけれど、私たちはあの日以来の“この試練”と、きょうも戦っている。区域再編で“ほんとは、どこで暮らしたいのか”と苦しんだ。頭で理解しても、心で納得できないと、やっぱりつらい」
●「“仕事はなくても当たり前”と思う心を打破したい」
●「いつでも再開できるよう、機械を整備する毎日です」
●「『あなたはどこの誰?』という質問に、〈私〉を証明できないことがつらかった」
●「それ以外にも福島県外にいると、情報が少なすぎて……。“横のつながり”は、励ましになると同時に、現実の生活の支えでもあるのです」

〈結び合う力〉
●「あれは心底、うれしかったなあ」
●「何十年も一緒に学会活動に励んできたから。顔を見て、目を合わせれば、心が通じるんだよ」
●「同苦とは、『3・11』で同じ苦しみを味わったことだけでなく、生きる上で苦労を共にしていくという真心だと思うんです」
●「真の仏法者であれば、こちらから足を運び、語らいを広げる、でしょ」

〈3つの宝〉
●「かつて、肺がんの手術で、懸念された声帯への影響を免れた。そのとき“命ある限り、題目を唱え抜き、勝っていこう”と決めた。今が最大の勝負どころ。負けない人生を築くのが私の使命です」
●「これまで何度も池田先生に手紙を書きました。でも、“こんなこと書いちゃだめかな”という思いがどこかにあって、必要以上に控えめな内容でした。ところが、先生からは、くめども尽きぬ激励をいただいて……。弟子が遠慮しちゃいけない。“心のままに師匠にぶつかるんだ”と思ったら、全力で『今』を頑張れるようになりました」
●「勤行会に参加し、皆さんの前であいさつをすることに。『福島から来ました』と言うと、『頑張れー!』っていう声援と拍手が湧き起こって。『一人じゃない。苦楽を心から分かち合える同志がいる。この信心で必ず乗り越える』と、強く確信できました」
●「故郷に帰ると決心した人。現状から、戻りたいが戻れないと判断した人。今も悩んでいる人……。皆、さまざまです。でも、その選択は全て、しっかりと受け止めてあげるべきです。小高支部の同志の思いは一つ。それは“絶対に不幸になってはいけない”。信心は、万人が幸福になれる法則だ、と苦闘の中で確信しました」
●「心から血を流したことのない人間が、どれほど、つまらないか。どん底を見たことのない人生が、どれほど味気ないか。つまずき、立ち上がるたびに、本当の人生を学べるのだ。耐えて生きている人の心もわかるのだ」(名誉会長)


【あおぞら家族】
●人は困難に立ち向かってこそ成長できるの!
●難こそ宝! 頑張って