困難が自分を強く鍛える

2013年9月29日(日)更新:3
【名誉会長と共に今日も広布へ 〈37〉】
 後継の宝であり、学会の未来を決する青年たちが、世界中で皆の先頭に立ち、折伏精神に燃えて戦ってくれている。これほど、うれしいことはありません。
 日蓮大聖人は「強敵を伏して始て力士をしる」(御書957ページ)と仰せです。
 すなわち、“強敵を倒してこそ、はじめて、強い力を持つ勇者であることが証明される”と言われるのです。
 乱世(らんせい)であるがゆえに、皆さんの日々は、さまざまな障害が立ちはだかり、忍耐と闘争の連続かもしれない。
 しかし、強敵があればあるほど、自分自身を強く鍛えることができる。
 困難の中で、人のため、社会のため、広宣流布のために戦い抜くことは、最高の青春の道を歩んでいることだと、胸を張ってもらいたい。
 妙法と共に、同志と共に、私と共に、勇敢に正義のスクラムを広げながら、よき青年学会を創ろう!
 聡明に、健康で、無事故の前進を頼みます。
 勝ちまくれ!
    ◇ ◆ ◇
 大難と戦われた佐渡の地で、大聖人は未来を確信し、厳然と師子吼された。
 「皆地湧の菩薩の出現に非ずんば唱へがたき題目なり、日蓮一人はじめは南無妙法蓮華経と唱へしが、二人・三人・百人と次第に唱へつたふるなり、未来も又しかるべし、是あに地湧の義に非ずや」(同1360ページ)
 それぞれの天地で、どこまでも一人を大切に、一人を励まし、一人を育て、自らの今世の眷属を、内外に呼び起こして、己(おの)が誓願の人生を堂々と歩んでいってください。
 力強く、共々に、世界広布の大行進を開始しよう!
   (聖教新聞 2013-09-29)