創価の大河は民衆を潤し、世界広宣流布の大海へと注がれていく

2013年10月8日(火)更新:3
【わが友に贈る】
 仏法即社会だ。
 わが町の繁栄を祈り
 発展に尽くす中に
 広宣流布の前進がある。
 地域の希望の柱たれ!
   (聖教新聞 2013-10-08、以下も)


【名字の言】
 天空の劇だった。2日の総本部の竣工引渡式。式典前は雨と風。開始が近づくにつれ、空がみるみる明るくなる。式典途中で陽光が燦々と降り注ぎ、終了後には鮮やかな虹がかかった▼学会の83年の歴史と重なって見えた。今年は牧口初代会長と戸田第2代会長の法難70年。戦時中、立正安国の道を貫いた学会は、軍部権力に弾圧され、牧口会長は獄死。戸田会長は2年間の投獄の後、学会の再建に立ち上がり、第3代会長の池田名誉会長によって、絢爛たる世界広宣流布の大道が開かれた▼ある歴史小説作家は、時の流れが川のようなものであるとすれば、川の幅の大きさなどによって水の流れは速さが違い、同じではない、と綴った。岩肌を洗う激流の時も、悠々たる緩流の時もあったが、創価の大河は民衆を潤し、世界広宣流布の大海へと注がれていく▼仏法は「時」を重視する。時を逃すと虹が見えないように、「時」を感じて生きたい。さらに大切なのは「時をつくる」生き方であろう▼大河も一滴から始まる。世界広布も、一人が一人と心を結ぶことから始まる。その行動を続けることが「時をつくる」ことになる。世界広布の本陣・総本部が誕生する今、創価の三代会長の生き方に連なる誓いを新たにしたい。(側)