尊き同志に生命の勲章を

2013年11月4日(月)更新:1
【名誉会長と共に今日も広布へ〈42〉】
 全国、全世界の創価の同志が意気軒昂だ。広布を支えてくださる全ての皆様方に、心から感謝を申し上げたい。
 来る日も来る日も、あの人の奮起を祈り、この一家の和楽を願って、奔走する。
 皆様こそ、生命の大勲章を贈られるべき、最高に尊貴な人である。誰が見ていなくとも、諸天が授けてくださる。三世十方の仏菩薩が、讃嘆してくださることは、仏典に照らして絶対に間違いない。
 日蓮大聖人は、「南無妙法蓮華経と唱え奉るは自身の宮殿に入(い)るなり」(御書787ページ)と仰せである。
 いかなる状況にあっても、題目を唱えれば、生命は“宮殿”に入っている。魂は王者である。最後は必ず幸福になる。皆、立派な勝利者の人生を綴っていってもらいたい。
    ◇ ◆ ◇
 戸田先生は大切な人間学を教えてくださった。
 「本当の偉さとは、たとえ人にしてあげたことは忘れても、してもらったことは一生涯忘れないで、その恩を返していこうとすることだ。そこに仏法の光がある。また人格の輝きがあり、人間の深さ、大きさ、味わいがある」
 この言葉の通りに、私は生きてきた。報恩こそ、仏法の真髄であるからだ。
 どれだけの人を育てたか。それが最高の誉れだ。紙に書かれたものだけが歴史ではない。自分が接する友の心に残すものが歴史なのである。
 生命の絆は何があろうと切れない。友情は人生の花だ。
 一人一人の可能性を信じ、人間として誠意を尽くす。かけがえのない友として、仏縁を結んでいく。その心で進めば、広宣流布の裾野は大きく広がる。皆を讃え励ましながら、人材の大城を築こう!
   (聖教新聞 2013-11-03)