金議長「精神の力とたゆまぬ対話で平和実現への希望を示した」

2013年11月5日(火)更新:4
【韓国・慶尚南道の統営市議会から池田大作SGI会長夫妻に特別顕彰牌】
 陽光きらめく海原に浮かぶ大小の島々――半島と群島からなる統営(トンヨン)市は、閑麗(ハルリョ)海上国立公園の中心に位置する人口約14万人の都市である。
 豊臣秀吉の朝鮮侵攻を、韓国の英雄・李舜臣(イスンシン)将軍率いる水軍が打ち破った地があることでも知られる。また、国の重要無形文化財に指定される「螺鈿(らでん)漆器」など文化・芸術の街としても名高い。
 この景勝の地に暮らすSGIメンバーはこれまで、国土大清掃運動、慈善バザー、台風被害の復旧ボランティア、読書教育などを推進。長年にわたり地域社会の発展に尽くしてきた。
 同市からは、池田大作SGI会長に「顕彰牌」(1998年)、SGI会長夫妻に「名誉市民」称号(2000年)と「特別顕彰牌」(本年3月)が贈られている。
 SGIへの理解と信頼が広がる中、統営市議会の金萬玉議長が、SGI会長への「特別顕彰牌」の授与を推挙。議会事務局および議会の満場一致で授与が決定された。
 授与式では、統営圏婦人部が合唱を披露。統営市の歌などを美しく歌い上げた。
 金議長から代理である韓国SGIの金仁洙理事長に「特別顕彰牌」が授与されると、会場は大きな拍手に包まれた。
 あいさつに立った金議長は、感動の面持ちで語った。
 「平和のために尽くし、韓国と日本の友好を促進してこられたSGI会長夫妻に特別顕彰牌を授与させていただくことができ、大変光栄に思います」
 「常に“力の論理”が優先され、暴力や戦争が繰り返されてきた世界の歴史の中にあって、SGI会長夫妻は、精神の力とたゆまぬ対話で、世界平和は実現できるという希望を全人類に教えてくださいました。
 その志が成就し、生命尊厳の理想郷が地域社会に、そして世界中に建設されることを強く念願します」
   (聖教新聞 2013-11-05)