市議会議長「人道主義の思想をわが市に広げたい!」

2013年11月8日(金)更新:4
【ブラジル・ベルチオガ市 池田大作SGI会長を名誉市民に】
 ブラジルのサンパウロ州ベルチオガ市(ジョゼ・マウロ・デデモ・オルランジニ市長)から、池田大作SGI(創価学会インタナショナル)会長に「名誉市民証」が贈られた。平和・文化・教育への多大な貢献を讃えるもの。授与式は10月19日、同市内で行われた10・19「ブラジルSGIの日」の慶祝議会の席上、盛大に挙行された。
 同市は昨年、10月19日を市の「ブラジルSGIの日」に制定している。この日は1960年(昭和35年)、池田SGI会長が、ブラジル・サンパウロに第一歩をしるした「原点の日」である。
 授与式には、発議したルイス・エンリケ・カペリニ市議会議長をはじめ、ヴァレリア・ベント副議長ら市議会議員、地元メンバーら約200人の市民が出席した。
 カペリニ議長の開会宣言の後、国歌、市歌の斉唱が行われた。
 続いて、昨年、「ブラジルSGIの日」制定の発議を行った議員団を代表して、ヘナト・ファウスチノ元市議が祝辞を述べた。
 「人々に変革の力を与え続けてこられた池田博士を、このたび、市が顕彰したことは、全市民にとって最高の栄誉であることは間違いありません。本当にうれしく思います」
 ブラジルSGIのブラジル池田交響合唱団による祝賀演奏、SGI会長の事績の紹介に続き、カペリニ市議会議長から代理のコウサカ・ブラジルSGI理事長に「名誉市民証」が託されると、会場は大きな拍手に包まれた。
 カペリニ議長は「わがベルチオガ市におけるブラジルSGIの皆さまの姿を通し、池田博士の偉大さを、市民一人一人が実感することができました。
 一人の行動は、その周囲の環境をも変革していきます。池田博士をわが市にお迎えすることによって、人道主義の思想が、広く市民に浸透していくことでしょう」と力説した。
 コウサカ理事長がSGI会長の謝辞を代読すると、カペリニ議長は感慨深い面持ちで語った。
 「池田博士の『一人の人間における偉大な人間革命は、やがて一国の宿命の転換をも成し遂げ、さらに全人類の宿命の転換をも可能にする』との思想を、我々は胸に刻み、実践していきます」
   (聖教新聞 2013-11-08)