その人の一番輝く瞬間を撮りたい

2013年12月8日(日)更新:3
【名字の言】
 「私もこんな笑顔のすてきな人になりたい――そう思ったのが私の入会動機でした」。「グラフSGI」を愛読する婦人の方から便りが届いた。それを囲んで写真局の一室が沸いた。「カメラマン冥利に尽きるね」と▼本紙やグラフのカメラマンが被写体とするのは、どこまでも「人」。その人の一番輝く瞬間を撮りたいと、唱題根本に心と技を磨く。その結晶である一葉一葉が聖教の華だ▼本紙11月24日付にカナダ・ゲルフ大学のサマーリー学長の話が掲載された。学長が大切にしているのは、「相手に心からのほほ笑みを向けること」。かつて学長はケニアの難民キャンプを訪れた。全てを失う中でなお、笑顔を忘れず、励まし合っていた人々の心の強さに衝撃を受け、どんな境遇にあっても、ほほ笑みを忘れない教育者になろうと誓った▼先月発刊された小説『新・人間革命』第25巻。その中で池田名誉会長はリーダーの要件として、丁寧な言葉遣い、感謝の心、そして「笑顔を忘れないこと」などを挙げた。笑顔の人には相談もしやすい。そこから喜びも団結も生まれる、と▼リーダーには人知れぬ苦労も多い。責任も重大だ。だからこそ生命力を湧き立たせて進みたい。わが心に、いつも師の太陽のほほ笑みを抱いて。(進)
   (聖教新聞 2013-12-08)


♪AI「ハピネス --あげようバージョン」
http://www.youtube.com/watch?v=Y_HS_2Eyg_E