ありのままの個性を発揮し、広布のため、共に使命の舞を舞っていく姿

2013年12月10日(火)更新:1
【名字の言】
 歓喜の舞が、会場を包んだ。沖縄のカチャーシーでフィナーレを飾った本部幹部会。参加者が一体となり、軽快なリズムに合わせ、思い思いに踊る姿に感動が広がった▼カチャーシーとは「かき回す」の意。手を左右に振るさまが、かき回すように見えるため、呼び名が付いたという。踊りに決まった型はなく、自由に喜びを体で表現し、結婚披露宴など祝い事の最後によく踊られる▼シンガポールで教育交流した沖縄教育部の友が、現地の生徒とカチャーシーを踊った経験を振り返った。「すぐに心が一つになった。文化のもつ力をあらためて実感しました」▼池田名誉会長は、かつて沖縄の友に語った。「カチャーシーは、それぞれが自由奔放に舞いながら、しかも、全体として絶妙に調和がとれています。まさに、異体同心の姿です」。そして、ありのままの個性を発揮し、広布のため、共に「使命の舞」を舞っていく姿とたたえた▼日蓮大聖人は「迦葉尊者(かしょうそんじゃ)にあらずとも・まいをも・まいぬべし、舎利弗にあらねども・立ってをどりぬべし」(御書1300ページ)と、正法流布へ勇躍して進むよう促されている。広布の大目的に心を合わせ、おのおのが使命を果たし輝いていく。それが世界広布新時代だと確信した。(碧)
   (聖教新聞 2013-12-10)