響き合う魂 SGI会長の対話録 他

2013年12月15日(日)更新:4
【農漁光部 方面部長会】
●本気の決意と行動が無限の智慧を生み、諸天を動かす
●「いかなる困難な状況も、好転するまで祈り、挑み続けるのが信心である。広布の誓願を貫き、各人の使命の場所で、わが新時代の証しを打ち立てよう」
   (聖教新聞 2013-12-15、以下同)


【子どもの心を育もう 婦人部コスモスセミナー】
●「子どもの心を育てる」と題して講演。「子どもにとって居心地のいい家庭を築くことが重要」と訴え、唱題根本にわが子を信じ抜き、長所を褒めて伸ばそうと述べた。
●「自身の境涯を広げながら、希望の前進を」


【中国・南開大学で国際シンポジウム】
●周総理の姪である周秉徳氏は「昨年の創大の周桜観桜会の感動は今も鮮明に覚えています」と
●中国・天津市の南開大学で10月22日から24日まで「周恩来研究国際学術シンポジウム」が行われ、招請を受けた創価大学の高橋強教授が、論文「教育者・池田大作の心の中の周恩来」を発表した。
 同シンポジウムは周総理の生誕90周年を記念し、総理の母校である南開大学が1988年にスタート。今回は「周恩来と20世紀の中国と世界」をテーマに11カ国の研究者ら約130人が出席した。
 高橋教授は、池田名誉会長が総理との出会いや、生き方を青年たちに繰り返し語っていることを紹介した。
 また、分科会では、周恩来・トウ穎超記念館の王緒周元館長が論文を発表し、「池田氏は周総理が全面的に理解し認めた人物であり、深く民衆に根差した団体の指導者」と語った。


【響き合う魂 SGI会長の対話録 第22回 中国 周恩来総理】
《「大衆とともに」こそ友好の永遠の基盤》
●時は去り、時は巡る。刻々と移ろう時の流れにあって、一瞬一瞬は「過去の終着点」であり、同時に「未来への起点」でもある。
       ◇
●「池田会長は、中日両国人民の友好関係の発展は、どんなことをしても必要であるということを何度も提唱されている。そのことが私にはとてもうれしい」
 「中日友好が今日まで発展できたのは、私たち双方の努力の成果であり、そして、私たちは、その努力をこれからも続けていくよう希望します」(周総理)
●総理の眼が、「大衆の中に基盤を持つ団体」として創価学会を捉えるのは1960年代前半。池田第3代会長が就任し、日本を左右する社会的勢力へ、大発展する時期である。
●68年9月8日、東京・日大講堂で、1万数千人の青年を前に行われた日中国交正常化提言である。
 提言の主張の一つは、両国の民衆こそが実像であり、「民衆対民衆」の視点に立って現状を打開せよという点にあった。それは、総理の考えと深く響き合っていた。
●周総理にとって、国交正常化は成ったが、SGI会長こそは、陰で汗を流した大功労者の一人であり、日中交流の後事を託すためにも会わねばならない人だった。
●「あなたが若いからこそ、大事に付き合いたいのです」と、会見で総理は言った。
     ◇
●「ご出身はどちらですか」
 「東京です」とSGI会長。
 香峯子夫人も「東京です」。
 SGI会長が「二人で一人前です」と付け加えると、呵々大笑する総理であった。
 だが、中日の未来について語る時、その目は鋭かった。
 「中日平和友好条約の早期締結を希望します」
 「20世紀の最後の25年間は、世界にとって最も大事な時期です。お互いに平等な立場で助け合い、努力しましょう」
 SGI会長は、それを総理の“遺言”と受け止めた。
●会見の後、SGI会長が、日中のために最も心血を注いできたのは、青年交流だった。
 創価大学に、国交正常化後初の国費留学生を受け入れ、その後、創大に学んだ留学生の中から、友好を担う多くの指導者が育った。
●異国から来た貧しい周青年に、何かと世話を焼いてくれる下宿のおばちゃんがいた。「お腹がすいているでしょう?」と、いつもご飯をごちそうしてくれた。
 「とくに、その中の豆腐を使った料理が、じつにおいしかった」
 「下宿に帰って、そのおばちゃんと話すとホッとした」(西園寺一晃著『「周恩来池田大作」の一期一会』)
●人間と人間との、温かな触れ合いのひとしずくが集まって、やがて国と国の友好の大海へと注ぐ。
 凪(なぎ)の時も、嵐の時も、そのひとしずくに思いをはせたい。
 大衆の中で、大衆とともに――総理が残し、SGI会長が受け継ぎ、広げてきた、友好の永遠の基盤である。


【声】
●「広宣流布大誓堂」で行われた「広宣流布誓願勤行会」に参加し、力強く、晴れやかな気持ちで勤行・唱題をしました。
 学会常住の御本尊を初めて拝し、体中の細胞が目を覚ますような感動を受けました。と同時に、池田先生・奥様をはじめ、これまでお世話になった同志の皆さん、家族、霊山へと旅立たれた諸先輩方への感謝の思いがあふれてきました。
 わが家で御本尊に向かう時も、この感動を常に思い起こし、自身の人間革命とともに、同志の皆さんの大前進を祈っていこうと、固く誓いました。


【聖教俳壇】
●ひとりよりたくさんが好きコスモスも