世阿弥のことば 他

2014年2月5日(水)更新:４
【韓国　発展する国際都市・仁川広域市議会から池田ＳＧＩ会長夫妻に特別顕彰牌】
●仁川広域市議会の李議長から韓国ＳＧＩの金理事長、金婦人部長に「特別顕彰牌」が手渡された（同市議会庁舎で）

《人間主義の思想と行動で世界平和と韓日友好を促進》
●韓国・仁川広域市議会から池田ＳＧＩ（創価学会インタナショナル）会長夫妻に、「特別顕彰牌」が贈られた。仁川市民の範となる韓国ＳＧＩの社会貢献と、その基盤であるＳＧＩ会長の人間主義の思想と行動を讃えたもの。授与式（昨年１２月２４日）は同市議会庁舎で行われ、李成萬議長、韓国ＳＧＩの金仁洙理事長、金殷瀾婦人部長、仁川第１方面の代表が出席した。

　２０１２年には、同市政府からＳＧＩ会長に、「特別顕彰牌」が授与された。ＳＧＩ会長の思想と行動とともに、河川の清掃運動や図書贈呈など“良き市民”として地域に尽くしてきたＳＧＩに信頼が広がっている。
　晴れの式典は、仁川第１方面の友の代表が見守るなか行われた。
　李成萬議長から代理の金韓国ＳＧＩ理事長に「特別顕彰牌」が託されると、会場は大きな拍手に包まれた。
　「特別顕彰牌」には「貴殿は人間主義の理念を根本に、世界平和と韓日友好の促進に多大な貢献をしてこられました」と記されている。
　祝辞に立った李議長は次のように述べた。
　「池田会長は、さまざまな課題が山積する現代にあって、人々の幸福のため、世界のために行動し、平和をリードする偉大な指導者です。会長の志が実現し、人類が調和と共生の未来を築いていくことを強く願います」
　「これからも、ＳＧＩの皆さまと共に、仁川の発展のために行動していきたい」
　　　(聖教新聞 2014-02-05、以下同)

【月刊誌「潮」３月号が完成】
●池田ＳＧＩ会長と平和学者クレメンツ博士との対談「平和の世紀へ　民衆の挑戦」の第６回は、「希望と勇気の『復興の道』を」。２０１１年に発生した東日本大震災とニュージーランド南島の地震について語り合う。
　評伝「民衆こそ王者――池田大作とその時代」は、「『白樺』――生命を護る者(４)」。白樺グループの基礎を築き、若くして亡くなった一人の女性。残された小学生の娘を、ＳＧＩ会長は最大に励ました。悲しみを越え、やがて少女は母と同じ看護の道を志す。

【寸鉄】
●平和は対話を通した相互理解から生まれる―ウンガー会長　創価の友好対話こそ模範
●「学会は獅子の集まりだ。臆病者はいらぬ」恩師。勇気と正義の言論王者に
●東京・中野が記念月間で拡大に先駆。勝利の春へ積極果敢に最前線を走れ
●男子ＮＬ、女子華陽Ｌが颯爽と活躍。人材を育てよ！　新たな力が発展の鍵
●「無料で水道管調査」騙(かた)る詐欺師に注意。偽水道局職員も出没。確認怠るな

【信仰体験】
●「信仰あるが故に、矛盾と不合理に満ちた社会も、因果の二法に、堂々と確信をもって前進出来得る」(池田名誉会長)
●「学会活動の中で『人を敬う心』を教わったから、今があります。信心を貫いてきて、本当によかった！」
●「青年の情熱は尊い。しかしまた、４０歳、５０歳、６０歳、７０歳、さらに８０歳と年輪を刻みながら、なお消えることなき情熱こそ、本物である」(池田名誉会長)

【文化　世阿弥のことば　俳優・佐野史朗さんに聞く】
《演技の本質明かす「風姿花伝」　身体の仕組みは古今変わらない》
〈「能面でいってくれ」〉
●「君は嬉しい時には嬉しい顔、機嫌の悪い時には機嫌の悪い顔を絵に書いたように出すね。今度、君に出てもらって一本撮るんだが、僕の作品には表情はいらないよ。表情はなしだ。能面でいってくれ」

〈「そこにいればいい」〉
●「物まねを極めて、その物にまことに成り入りぬれば、似せんと思ふ心なし」(『風姿花伝』第七別紙口伝)
●世阿弥は、ここで「物真似」、つまり演技の起源、本質について述べていると思います。対象物に照らし合わせること。例えば、老人を演じる時、もともと老人の役者がことさら老人らしく見せかけようとするのは奇妙ですよね。若者が若者らしく、女性がことさらに女性らしく見せかけることも同じです。
　この中で能について「一説には人間に最も近い動物、猿の模倣をしたことから始まったともいう、演じ、舞い、謡われる芸能」と書きました。異論がある方もいらっしゃるかとは思いますが、申学、芸能の起源を想う時、人間と同じような形態をしたものに己を照らし合わせ、その身を世界に捧げる。その動きの仕組みは、古今東西、基本的には同じだろうと思うのです。