「メッキは本物を嫌う」

曲れる木は直(すなお)なる繩(なわ)を憎み偽れる者は直(ただし)き政(まつ)りごとをば心にあはず思うなり。(P1437)


【御指導】
メッキは本物を嫌う。信念を曲げて生きている者は、信念を貫いた勇者を恐れ、煙たがる。本物がいては、自分のウソがわかるからである。さもしい本性が露見するからである。ゆえに牢獄でも不退転だった戸田先生を、軍部の圧力に屈した一部の人間は憎んだ。
御書には『曲がった木は、縄で印をつけ木を切るので、まっすぐな縄を憎み、偽っている人間は、正しき治政(ちせい)を心に合わないと思う』と仰せである。
(1991-04-12)



(2月5日更新)