『随他意の声』

《6月23日更新:4》

【御書と御指導】
■『人が声を出すのに二種類ある。一つには、自分ではたとえそのつもりがなくても、相手に自分の心を偽って騙そうとするために声を出す。これは随他意の声である。一方、自分の思いをそのまま表した声がある。この場合は、自分の心中の意志が声となって外に出ている』(P.469)
真実の声は相手の心に響き、動かしていくことができる。しかし、「随他意の声」は、自分の心を歪めているために、本当に相手を動かす力とはならない。(1989-06-26)