悪への無関心こそ残忍さそのもの

■正邪の峻別(しゅんべつ)を嫌い、安易な「和」に溶け合うことで保身を図る。そういう「なれ合い」を「寛容」と勘違いしている。
強力な現実には常に追従し、屈伏する。そのため、権力者と戦う民衆に対しては、権力者の手先となって封じ込めようとする。あるいは傍観し、正義を黙殺することで、悪に荷担する。
自分たちはうまく生き延びているつもりでいて、実は権力の魔の手に骨抜きにされていることに気づいていない。
(『法華経智慧 第一巻』池田大作)


寸鉄】(2010-09-22)
■悪への無関心こそ残忍さそのもの─ブルースト
沈黙は敗北。青年よ正義を叫べ!