人から学べないし、自分を反省することもない

御用心の御為に申す(p.114)
●*須田─内面と外面が違う。「うそつき」だということが修羅の特徴ですね。
*名誉会長─同志を裏切っていった反逆者は、そういう連中であった。外面(そとづら)に、だまされてはならない。
*斉藤─確かに、「諂曲(てんごく)」とある通り、かなり「曲がって」います。
*名誉会長─そう。心が「曲がっている」から、自分についても、相手についても、正しく見ることができない。「慢」という「ゆがんだレンズ」を通して見る自己像は常に大きく、素晴らしい姿をしている。だから、人から学べないし、自分を反省することもない。(『法華経の智慧 第四巻』 池田大作)

6月15日更新:2