修羅の慢心

●*名誉会長─「嫉妬は称賛の一種」という言葉があるが、相手が優れていることを心の底では認めているのです。しかし、その事実から「修羅」は目をそらそうとする。
*須田─自分の、ちっぽけな姿を見ようとしないわけですね。本当に、プライドが高い(笑い)。
*名誉会長─その慢心が修羅を不幸にしている。だれかを優れた人物だと認めれば認めるほど、その人を妬み、憎んでしまう。そうすればするほど、自分が、つまらない存在であることに気づかされ、その悔しさをさらに相手にぶつける──という悪循環に陥る。(『法華経智慧 四巻』)

7月4日更新:2