GLOBAL VIEW 世界に広がる仏法の魅力

●私は福子です。ハンブルクの学会員の両親のもとに生まれ育ちました。
5歳の時、フランクフルトの会館の裏庭で、妹など6人の子どもで遊んでいるところへ、ドイツ訪問中の池田先生が来られ、一人一人に紙風船をくださったという、忘れ得ぬ思い出を刻むことができました。
15歳の時、ドイツ再統一後の混乱期で、反外国人運動が高まるなか、移民労働者5人が殺害される事件が起き、世界中に衝撃を与えました。
私の学校のクラスでも「反外国人主義をどう思うか」とのテーマで議論しましたが、根強い外国人排斥感情を目の当たりにしました。大きなショックを受けるとともに、自分は外国人であること、そしてアイデンティティーについて強く意識するようになりました。
その後、未来部の研修会に参加し、差別のない、麗しい団結を実感しました。「これが先生、学会の世界なのか」「私もこのような世界で生きたい」と思い、女子部の活動に積極的に参加するようになったのです。 (聖教新聞 5面 2011-10-01、以下同)
●留学生との記念撮影の時、「私は皆さんの親代わりです」と言われた通り、学部、大学院の6年間、先生から数限りない激励をいただきました。
自身の狭い世界観が崩れ、先生の壮大なビジョン、民衆の連帯・共和の構想に眼を開かされたのです。
●“幸不幸も、環境で決まらない。自分で決まる”──。「強いことが幸福である」

10月1日更新:3