どんな悩みにも負けない信心こそ幸福の土台

【名誉会長のメッセージ】
●19世紀のブラジルの大文豪ジョゼ・デ・アレンカールは叫びました。
「もし永久不変のダイヤモンドが存在するとすれば、それは母の心である。母の心は、闇が深ければ深いほど輝きを増すからである」
全くその通りであります。
●全世界の偉大なる創価の母たちに、私はあらためて感謝の最敬礼を捧げ、健康長寿と一家のご多幸を、心よりお祈り申し上げたいのであります。
一、悩みのない生活など、ありません。苦労のない人生など、あり得ません。
一流の人ほど、見えないところで、人の何倍も悩み、苦労を重ねています。
どんな悩みや苦労があっても、絶対に負けない。その究極の力が信心です。
思えば、わが師・戸田先生は、健気な中部の弟子を励まして言われました。
「人間を不幸にする魔の働きに、断じて打ち勝つのだ。この信心は、試練を乗り越えられるだけではない。一つ一つの勝利を通して、揺るぎない人生の幸福の土台を築ける。より大勢の人を幸福にする力を持てる。そして、皆が永遠の福徳を積むことができる」と教えてくださったのであります。
ここに、「煩悩即菩堤」「生死即涅槃」という生命の大哲学があります。
(聖教新聞 2011-10-10)

10月11日更新:2